大ヒットファンタジー映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作者であるJ・K・ローリングが、同作の世界観を楽しむことができるデジタルハブの開設を発表した。米Varietyが報じた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により暗い話題が多い中、自主隔離をしている子どもたちへ朗報が届いた。このほど、ローリングが立ち上げた「Harry Potter at Home(原題)」では、『ハリポタ』が大好きな人はもちろん、まったく知らない人も楽しめるような作品に関するおもしろ記事、クイズ、パズル、さらに魔法生物の描き方を紹介する動画など、様々なコンテンツが用意されている。
加えて、オーディオブックサービスAudibleや電子図書館サービスOverDriveとの提携により、4月中はシリーズ1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」が無料で読めるように。オーディオブックはAudible Storiesにて無料でストリーミングでき、電子書籍はOverDriveを通して世界中で20以上の言語で借りることができるという。
ローリングは自身のTwitterでサイトの開設を発表。「ロックダウンの間、子どもたちを楽しませ、興味をもたせ続けようと頑張っているご両親・先生方・シッターにはちょっとした魔法が必要かもしれません。ですから、Harry Potter at Homeを立ち上げられることを嬉しく思います」
Parents, teachers and carers working to keep children amused and interested while we"re on lockdown might need a bit of magic, so I"m delighted to launch https://t.co/cPg0dZpexB pic.twitter.com/i0ZjTplVoU
— J.K. Rowling (@jk_rowling) April 1, 2020
また、ローンチに伴う声明では「Harry Potter at Homeは、あなた、あなたの家族、あなたの友人、そして特に世界中の子どもたちが物語を読んで喜び、楽しむことをお手伝いし、すべての家族に魔法のかかった喜びとエンターテイメントをお届けすることを目指しています」と述べている。
なお、ローリングは4月6日(月)、ここ2週間ほど自身が新型コロナウイルスのあらゆる症状を見せていたことを告白。検査を受けていないため陽性だったかどうかは不明だが、医師である夫のアドバイスに従い、現在はすっかり回復したと報告している。
Please watch this doc from Queens Hospital explain how to relieve respiratory symptoms. For last 2 weeks I've had all symptoms of C19 (tho haven't been tested) & did this on doc husband's advice. I'm fully recovered & technique helped a lot.https://t.co/xo8AansUvc via @YouTube
— J.K. Rowling (@jk_rowling) April 6, 2020
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
(C)GIG/FAMOUS