『SUPERGIRL/スーパーガール』製作中断期間であの悪役のシナリオを書き直し

米CWの人気DCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』は、米国の多くのTVシリーズと同様に現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のためにシーズン5の製作を中断しているが、この期間を利用してあの有名な悪役の運命を書き直しているという。英Digital Spyが伝えた。

その悪役とはもちろん、スーパーマンの最大の宿敵として知られるレックス・ルーサーのこと。このニュースは、本作でレックスを演じるジョン・クライヤー(『ハーパー★ボーイズ』)が米PeopleTVの「Couch Surfing」で明らかにした。

「最後のエピソードをまだ撮り終えていなかったから、(脚本を書き直す)話をしたんだ。いくつかのシーンはすでに撮り終えていて、その映像も一部利用するけど、その前後で新しい話が描かれるんだ」

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続けてジョンは、「僕のキャラクターを邪魔していたものがなくなるんだから興味深いよね。だから、"僕は打ち負かされないってこと? 気に入ったよ"と話しんたんだ」とこれから描かれるレックスの物語に期待を寄せているという。さらに、「スーパーヴィラン、僕らは時々負けない機会を楽しんでいるんだよ」と悪役として本音もこぼした。

ジョンはもともとシーズン4で単発的に出演するだけのはずだったが、昨年末のアローバースのクロスオーバーエピソード『Crisis on Infinite Earths(原題)』にも出演し、物語の鍵を握る存在として登場。しかし、『Crisis』に出演することは簡単なことではなかったという。

「『Crisis』に出る予定がなかったから、残念な気持ちだったんだ。だから、僕はワーナー・ブラザースのトップのピーター・ロスと話をしなければならなかった。そして、"『Crisis on Infinite Earth』をすると聞きました。原作の漫画では、レックス・ルーサーは重要な役割を担っていますよね。だから、"僕はいつでも出れる状態です"ということだけは伝えておきます"と話したんだ」と明かした。

屈辱的な思いをしたというジョンだが、社長に直接交渉をするという大胆な行動が功を奏し、見事出演が叶ったのだった。ジョンが演じるレックス・ルーサーが初登場する『SUPERGIRL/スーパーガール』シーズン4は、AXNにて放送中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『SUPERGIRL/スーパーガール』シーズン4 SUPERGIRL and all related pre-existing characters and elements TM and (c) DC Comics. Supergirl series and all related new characters and elements TM and (c) Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.