『ウォーキング・デッド』で早すぎる死を迎えたあの人、「いい死に方だった」

米AMCのサバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』で早すぎる死を迎えたキャラクターに扮したキャストが、「いい死に方だった」とコメントしていることが分かった。英Digital Spyが報じている。(※本記事は、シーズン2のネタばれを含むのでご注意ください)

そうコメントしていたのは、シーズン1&2でキャロルの娘ソフィアを演じたマディソン・リンツ。マディソン演じるソフィアは、シーズン2でリックたちと物資集めをしている時に行方不明になり、仲間の捜索も虚しくウォーカーに転化した状態で発見され、最終的にリックに銃で頭を撃たれるという最期を迎えた。しかし原作コミックスではソフィアの運命は大きく異なり、2019年7月に終了した最終号まで生き延びている。

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米Skyboundのポッドキャスト番組『Talk Dead to Me(原題)』に出演したマディソンがソフィアの死について、「正直なところ、シーズン2以降も出演すると思っていたの。コミックスでソフィアは生きているから、死ぬとは思っていなかったのよ。だから、‟私は平気。安全なのよ"と思っていたら、(製作総指揮者の)ゲイル・アン・ハードからラストシーンを撮影する1ヵ月前に降板を知らされたの。シリーズへの出演は素晴らしかったから、やっぱり悲しかったわ」と語っている。

しかし、マディソンは製作チームがソフィアを殺す決断を下した理由を理解し、印象的なラストシーンの撮影を楽しみにしていたとも付け加えている。「ソフィアが死ぬシーンがいかに感情を揺さぶるようなものになるかをゲイルが丁寧に説明してくれたので、降板は悲しかったけど、そのシーンを演じることにワクワクしていたの。シリーズではキャラクターが次々に死んでいるけど、ソフィアはいい死に方だったと思うわ」と語り、最終的には自分が演じたキャラクターの最期に満足しているようだ。

『ウォーキング・デッド』降板後、マディソンはAmazonの刑事ドラマ『BOSCH/ボッシュ』に主人公ハリー・ボッシュの娘マディー役でシーズン1から出演している。また、マディソンは母親も姉弟たちも同職という俳優一家の出身で、7歳下の弟マクセンはシーズン7から9までキャロルの養子ヘンリーの幼い姿を、2歳下の弟マットはシーズン9&10でそのヘンリーの成長した姿を演じていた。(海外ドラマNAVI)

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『ウォーキング・デッド』
(C)Matthew Welch/AMC