大ヒットドラマ『グレイズ・アナトミー』とそのスピンオフシリーズ『プライベート・プラクティス』で脳神経外科医アメリア・シェパードを演じているカテリーナ・スコーソンが、夫でミュージシャンのロブ・ジャイルズと10年間の結婚生活の末に破局したと、米Peopleが報じた。
二人の代理人はPeopleに対し「カテリーナとロブは破局しました。二人の友情は続いており、愛を持って共に子育てをしていく所存です」と声明で述べている。
カテリーナとロブは2009年に結婚。二人の間には、長女イライザちゃん(7歳)、次女パロマ・"ピッパ"ミカエラちゃん(3歳)、そして昨年12月に誕生した3女のアルウェンちゃんという3人の娘がいる。夫のロブは、『グレイズ・アナトミー』で音楽を手掛けたり、スピンオフの『ステーション19』では脚本にも携わっているため、カテリーナは今年2月に両作の写真をInstagramにあげて「ファミリー・ビジネスよ」と投稿し、仲睦まじいところを仄めかしていただけに、今回の発表に驚いたファンが多かったのでは。
今年の元日、カテリーナはイライザちゃんが赤ちゃんに寄り添って眠る写真をInstagramに投稿し、アルウェンちゃんの誕生を発表。4月には「赤ちゃんを愛してるわ。本も大好きよ。(ところで、娘のミドルネームをルシンダ、省略してラッキーという名前に変えたわ)」とアルウェンちゃんのミドルネームを変更したことを報告。
人気ドラマの俳優として働く傍ら3児を育てる母でもあるカテリーナは、第1子と第3子の妊娠を『グレイズ・アナトミー』の劇中で描いてもらい、現場でのサポートに感謝を表している。そんな彼女だが、実は第2子がダウン症だということも明らかにしている。今年の3月21日(土)「世界ダウン症の日」に次女ピッパちゃんがアルファベットを暗唱する可愛らしい動画をインスタグラムでシェアした。
ダウン症という診断を受けたときはどうして良いかわからず悩んだことも明かしているカテリーナだが、ピッパちゃんと接しているうちに「母として子どもに教えるべきこと」の概念が変わったとインタビューで明かしている。
「競争社会で生き残る術を身につけさせる」という考えから、「生まれ持ったその子の魅力を最大限に引き出して応援すること」にシフトしたと打ち明けたカテリーナは、そのきっかけをくれたピッパちゃんのことを「宇宙からの贈り物」だと話す。
昨年のPeopleのインタビューでは、家族が持つ好奇心や冒険心が、家族にとっての苦しい時期を支えてくれたと話している。「子どもたちの成長を見ることは素晴らしいことだけど、彼女たちはすでにとても素晴らしい存在なのよ」と述べ、「子どもたちにとって安全だと感じられる空間を作ることが大切」だと語っている。
『グレイズ・アナトミー』シーズン16はWOWOWプライムにて放送中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『グレイズ・アナトミー』(c) ABC Studios