数々の作品を生み出すヒットメーカー、ライアン・マーフィーが製作総指揮を務める新感覚ホラー『アメリカン・ホラー・ストーリー』。毎シーズンごとに同じ俳優が異なる役を演じ、毎回テーマが変わるアンソロジードラマである本作は、すでにシーズン13まで製作が決まっている。そんな大ヒット作品から、スピンオフが製作されることが明らかになった。米TV Lineなどが報じている。
5月11日(月)にマーフィーは自身のInstagramで、スピンオフの企画を進めていることを発表した。「『アメリカン・ホラー・ストーリー』のキャストで行ったZoomトークのことを思い出していたところです。1時間エピソードのスピンオフのことや、本家の撮影をいつするのかなど、ここには言えないことを。みんなと話せてとても楽しかったですし、会えなくて残念です」とスピンオフについて言及。
マーフィーの言うスピンオフは、『アメリカン・ホラー・ストーリー』と同じ米FXで製作されると言われているが、現時点では内容など一切わかっていない。
本家はシーズン9にあたる『American Horror Story: 1984(原題)』が昨年FX放送されたが、続くシーズン10の撮影は、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のために丸一年遅れることになっている。
米The Wrapのインタビューでマーフィーは、「私が撮ろうとしていたことの大部分は、とても特定の瞬間でしか撮影できないものでした。天気に依存した作品でしたので。ですから今は何をしたら良いかわかりません。『アメホラ』シリーズの次に何をするべきかわかりません。別のシーズンを先にやるのか、来年までこれを撮影するのを待つのか考えているのです」とシーズン10の撮影が非常に難しいものであったことを話していた。
そんなシーズン10には、シーズン8まで重要な役で出演していたサラ・ポールソンがカムバック。さらに、ファミリーコメディ映画『ホーム・アローン』シリーズの主人公ケビン役で知られるマコーレー・カルキンが出演することも発表されている。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』は、日本では現在Netflixにてシーズン8まで配信中。(海外ドラマNAVI)
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