『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のアビゲイル・"アビー"・シュート役でおなじみのポーリー・ペレット。2018年に同作を降板した後、同じ米CBSで この春に始まったばかりの主演ドラマ『Broke(原題)』は残念ながら1シーズンで打ち切られることになったが、その新作のおかげで個人的には大きなものを得たようだ。米TV Lineが報じている。
『Broke』は9歳の息子サミーを一人で育てるシングルマザーのジャッキーが、リッチな生活を送ってきた疎遠の妹エリザベスとその夫ハビエル、彼らの召使いのルイスとある日いきなり同居生活を始める羽目になるというドタバタコメディ。ポーリーはジャッキー役でコミカルな演技を披露している。
同作は今年4月2日にスタートしたばかりだったが、最初の5話が放送された時点で、CBSは1シーズンでの打ち切りを発表。ポーリーは感謝の意を伝える動画とメッセージをTwitterに投稿している。
About the "limited series" #BROKE Many new episodes are airing. This show restored my faith in people, in this industry. SO GRATEFUL I worked with this cast & crew Best people I"ve EVER worked with. Healed me. Changed me. Made me whole. So Blessed. Made this for you yesterday: pic.twitter.com/eADjPJ6Vy7
— Pauley Perrette (@PauleyP) May 7, 2020
「‟ミニシリーズ"の『Broke』についてだけど、(打ち切り発表後も)多くの新しいエピソードが放送されているの。この番組のおかげで、この業界と人をまた信じられるようになった。本作のキャストとスタッフと働けたことを感謝してるし、今まで仕事をした中で最高の人たちよ。私を癒し、変え、満ち足りた気持ちにさせてくれて、本当に感謝しているわ」と文面で綴っていたポーリー。
動画の中では、キャンセル発表直後の5月7日(木)に放送された第6話「Losing My Religion(原題)」について語っており、神や信仰に関する同エピソードは「これまで私が関わってきた30分番組で最も重要であり一番誇りに思う作品」とのこと。撮影したのは昨年なので世界が現在のような状況になることは知る由もなかったが、「今こそ必要なストーリー」だと話している。
『NCIS』を卒業後、ポーリーは同作出演中に身体的な暴行を受けたりいじめに遭っていたとSNSで告白していた。その経験を踏まえてのコメントになるようだ。
『Broke』にはポーリーのほか、『ジェーン・ザ・ヴァージン』のハイメ・カミル、『そんな彼なら捨てちゃえば?』のナターシャ・レジェーロ、『スノーフォール』のイジー・ディアス、『ブルックリン ナイン-ナイン』のアントニオ・ラウル・コルボなどが出演。クリエイターを務めるのは『ウィル&グレイス』のアレックス・ハーシュラグ。
ポーリーが主演する『Broke』は、全13話予定で米CBSにて毎週木曜に放送中。ポーリーの今後の動向について情報が入り次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
『Broke』公式twitterより