映画『パーシー・ジャクソン』シリーズのドラマ版の製作がDisney+で進行中!

Disney+が、米作家リック・リオーダンのファンタジー小説を映画化した『パーシー・ジャクソン』シリーズをドラマ化することを発表した。米Deadlineが報じている。

ギリシャ神話の世界と現代を融合させた奇想天外なファンタジー・アドベンチャーとなる『パーシー・ジャクソン』シリーズの主人公は、ギリシャ神話の神で海を支配するポセイドンと人間の間に生まれた"デミゴッド"の少年パーシー・ジャクソン。

全能の神ゼウスに壮大なパワーである"稲妻"を盗んだと勘違いされたパーシーが、誰の手にあるのかわからない"稲妻"を2週間でゼウスの元へ戻し、さらに誘拐された母親を救い出さなければならなくなる...というストーリー。

昨年12月に、Disney+でシリーズをドラマ化してほしいとファンの間でキャンペーンが開始され、今月14日(木)に原作者のリオーダンが、キャンペーンの成果でドラマ版の製作が実現することになったとTwitterの動画で発表していた。

原作小説は5部編成となり、映画シリーズはその第1作「盗まれた雷撃」と第2作「魔海の冒険」が映像化され、それぞれ2010年に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』、2013年に続編となる『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』として公開。両作ともに、ナチ狩りをテーマにしたAmazon Prime Videoの新作ドラマ『ナチ・ハンターズ』に主演したローガン・ラーマンがパーシー役で出演。

『ホワイトカラー』『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』などで知られるアレキサンドラ・ダダリオがアナベス・チェイス役を演じ、メドゥーサ役でユマ・サーマン(『』キル・ビルシリーズ)、ブルナー先生役でピアース・ブロスナン(『007』シリーズ)がキャストに名を連ねている。

これまでに小説シリーズは42カ国で翻訳され、アメリカでは3000万部以上を売り上げている。現時点では、ドラマ版のキャスティングやクリエイターをはじめとする製作スタッフは明かされていないが、原作者のリオーダが「皆さん、良い週末を。私はやることがあるからね」と、パイロット版のアウトラインを執筆するパソコンの画面写真を掲載しているので、脚本に携わることは間違いなさそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(C)2010 Twentieth Century Fox