時間が数年飛ぶ!?『リバーデイル』シーズン5でタイムジャンプ

米CWによる青春サスペンスドラマ『リバーデイル』は先日シーズン4が終了したが、シーズン5ではタイムジャンプすることが明らかになった。米TV Lineが報じている。

先日お伝えした通り、シーズン4は全22話になるはずだったが、新型コロナウイルス(COVID-19)でロケが中断したことから、3話早く第19話をもって終了。その最終話「ハニー校長を殺せ」では、アーチーたちは高校卒業が間近に迫り、それぞれ別の大学への進学を考えているところで終わっていた。

もともとはシーズン4の終わりにこのようなタイムジャンプの設定が決まっていたが、それをシーズン5の初めに持ってくるという。その長さは明らかになっていないが、当初の想定では数年分飛ぶことになっていたようだ。シリーズを通して高校生を演じていたキャストたちは、数年先の設定となることで実年齢に近くなるようだ。

プロデューサーのロバート・アギーレ=サカサは、この展開について以下のように答えている。「我々はずっとタイムジャンプについて話し合い、計画を立ててきました。通常であれば、あるシーズンの最後でタイムジャンプをほのめかす描写があり、次のシーズンは時間が飛んだところから始まるのが普通です」

しかし、本作の場合はパンデミックにより撮影が早く終了したため、「ほのめかす描写」となるべき高校でのプロムや卒業式をシーズン4として放送することができなかった。「ですので、本来シーズン4に含まれるはずだったラスト3話からシーズン5は始まります。そしてその後にタイムジャンプをすることになります」

本国アメリカで5月6日に放送された最終話「ハニー校長を殺せ」を監督したベティの母親アリス・クーパー役のメッチェン・エイミックは、今後の展開についてこのように述べている。「製作者がシーズン5でどんなことを計画しているのか知らないけど、アーチーたちをリバーデイルへ連れ戻す何かがあるんだろうと想像しているわ。みんながそれぞれ違う大学に行くのであれば、だからこそタイムジャンプが計画されていたのだと思うけど、リバーデイルで何か分からないけれどスリリングな冒険のようなものが起きて、また私たちの大好きなキャラクターたちが全員ここへ戻ってくるんじゃないかしら」

新シーズンでひと回り大人になったアーチーたちが見られそうな『リバーデイル』は、シーズン1~4がNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

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『リバーデイル』
(C)Dean Buscher