『エージェント・オブ・シールド』コールソン役、本作がMCUから離れたことは複雑だった

マーベルドラマ初の長編シリーズになった人気ドラマ『エージェント・オブ・シールド』。本国アメリカでは、5月27日(水)よりシリーズ最終章となるシーズン7の放送が始まる。本作は、映画『アベンジャーズ』後の世界を舞台にした作品としてスタートしたが、シリーズが進むにつれMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは袂を分かつような展開に。そんなシリーズの流れについて、コールソン役のクラーク・グレッグがコメントしている。

最近、米Varietyのインタビューに応じたクラークは、『エージェント・オブ・シールド』が『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で起きたサノスのスナップ(指パッチン)の影響を受けなかったことについて「機会を逃したと思ったか、関わることがなく安心したか?」と聞かれると、「どちらとも言えるだろう」と答え、次のように説明した。

「シーズン1を振り返れば、ヒドラとのクロスオーバーを見て、誰もが"なんてドラマなんだ!"と思っただろう。それから、(ニック・フューリー役の)サミュエル(・L・ジャクソン)や、(マリア・ヒル役の)コビー・スマルダーズも出てくれて、とてもスリリングなことだったよ。その機会(サノスの指パッチン)は逃したが、『エージェント・オブ・シールド』は本当に進化しているとも感じた。それから、シーズン4ではゴーストライダー(ガブリエル・ルナ)、LMD、フレームワークのエピソードがあった。勇気ある脚本家たちはそれらの話を引っ掻き回して、毎シーズン、時にはシーズン中に2、3回、マーベル・ユニバースの新しい場で描きなおしているんだ」

また、マーベルドラマが現在はDisney+で展開されていることついて触れると、「それらの番組がどんな手段を取っているのかはわからないんだ。ストーリーテリングとTVが好きな人間として僕が言えることは、『ウォッチメン』から『ゲーム・オブ・スローンズ』のような作品まで、TVと呼ばれていたものを映画的になっているのを見るのはワクワクするね。公平に言えば、僕らを取り巻く世界は本当に変わった。毎週TVで放送する初めてのマーベルのドラマを作っていることにいつも誇りを感じていた。(『エージェント・オブ・シールド』を放送する)ABCは、僕らが適応するためにとてもいい仕事をしてくれたと思う。でも、トム・ヒドルストンが主演する『Loki(原題)』はマーベルの映画製作チームと、映画級の予算を使っていると聞いたように、そのような方法で10話~12話のエピソードを作る試みに興味がないと言えば嘘になるね。とは言え、予算や資源に制限がある中で、僕らのクルー、視覚効果のスタッフ、そしてキャストがしてきたことにとても誇りを感じているから、なんと言えばいいか難しいよ」と、本音を明かした。

シリーズ最終章となる『エージェント・オブ・シールド』シーズン7は、5月27日(水)よりABCでスタートする。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『エージェント・オブ・シールド』(c) ABC Studios & Marvel/『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(c)Marvel Studios 2018 All rights reserved