『英国スキャンダル』に続け!Netflixが英国の醜聞をテーマにしたアンソロジーを製作

米HBOの人気ドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』を手掛けたデイビッド・E・ケリーをはじめとするクリエイターがNetflixで、裕福なエリート英国人の間で起きた性交渉の同意を巡るスキャンダルと、それに巻き込まれた女性たちを描く、洞察に満ちたスリリングなたアンソロジーシリーズ『Anatomy Of A Scandal(原題)』を製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

各話1時間全6話となる『Anatomy Of A Scandal』は、英作家サラ・ヴォーンによるベストセラー同名小説のドラマ化となり、英国における特権階級のエリートと女性たちが起こしたスキャンダルが綴られるとのこと。

2017年に出版された小説では、あるウェストミンスターの政治家が強姦罪で告発されるも、彼の妻ソフィーは夫が潔白であることを信じ、告発者のケイトは被告が有罪であると確信しており、そんな3人のスキャンダルが中心に描かれている。

ドラマ版は、今後シーズンごとに異なる英国のスキャンダルを取り上げるアンソロジー・スタイルとなり、2018年に英BBC Oneで放送スタートした『英国スキャンダル』シリーズに続くような作品になるようだ。同シリーズのシーズン1では、1960年代に同性愛者の恋人に対する殺人未遂疑惑をかけられた実在の政治家ジェレミー・ソープの事件が語られ、シーズン2では、1963年に某政治家が起こしたセックス・スキャンダルにスポットライトを当てるという。

『Anatomy Of A Scandal』ではケリーと共同で、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のメリッサ・ジェームズ・ギブソンが脚本・製作総指揮・ショーランナーを務める予定だ。メガホンを取るS・J・クラークソン(『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』)、原作者のヴォーン、スティーヴ・ハッテンスキー(『ナイチンゲール』)、アリー・ゴス(『ザ・クラウン』)、マーガレット・チャーニン(『インコーポレイテッド』)も共同製作総指揮に名を連ねている。

そのシーズン1に出演するキャストなどが発表され次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件』 © 2018 Scandal Productions LTD. All Rights Reserved.