リース・ウィザースプーン(『ビッグ・リトル・ライズ』)&ケリー・ワシントン(『スキャンダル 託された秘密』)が製作総指揮・主演を務めるサスペンスドラマ『リトル・ファイアー~彼女たちの秘密~』が、5月22日(木)よりAmazon Prime Videoにて独占配信されている。同作に出演するリースとケリーのインタビュー動画が届いたのでご紹介しよう。
本作は、セレステ・イングによる2017年ベストセラー小説「Little Fires Everywhere(原題)」が原作。謎めいた母子に出会ったことにより、絵のように完璧だったリチャードソン一家の生活は一変する。過去に秘密を持ち、自分を貫くミア・ウォレンと、富裕層でルールを守ることを重視するエレナ・リチャードソン。社会的にも経済的にも立場の違う二人の母親が、複雑に絡み合う。秘密の重み、アートとアイデンティティの本質、激しい母性、そしてルールにさえ従っていれば災難から逃れられると信じることの危険性が描かれる。
ともに母親役を演じたリースとケリーは自らも母親であり、製作総指揮も務めている。すでに他の作品でも製作総指揮を務めたことがある彼女たちは、今回のプロデューサー業についてリースが「大きな誇りだけど、協力して楽しく仕事ができた」と言うと、ケリーは「大変って言おうかと。カッコいい肩書きだけど"働け"ってことなの」と言い、リースを笑わせる。
本作に関わった理由は両者とも原作で、まずリースが読書会で出会い、ケリーに教えたのだそう。本作と同じく様々な母親が登場する『ビッグ・リトル・ライズ』にも出演していたリースは、「いろんな母親が世の中にいることを示したかった。細やかな母親の表現を見たら、反応して何か話したくなる作品じゃないかな? みんなで議論してくれると嬉しい」と、ステレオタイプではないキャラクターを描くことにやり甲斐を感じているようだ。
原作で印象的だったリンゴのシーンが映像としても美しい仕上がりになったそうだが、そこでリースは自分の娘の進学と重なって本気で泣けてしまい、それを見たケリーはプロデューサーらしく、すかさずリースをアップで撮るよう指示したという。
そんなリースとケリーは共演した感想について「まあまあね。次があるかどうかはわからないけど」などとジョークを飛ばすが、業界で活躍する女性たちの名前を挙げるところで同じ名前を同時に口にするように息の合ったところを披露しており、かなり気が合ったようだ。
共演は、ジョシュア・ジャクソン(『アフェア 情事の行方』)、ローズマリー・デウィット(『ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ』)、ジェイド・ペティジョン(『スクール・オブ・ロック』)、ギャビン・ルイス(『ピオリアのプリンス』)など。
『リトル・ファイアー~彼女たちの秘密~』(全8話)は、字幕版がAmazon Prime Videoにて独占配信中。吹替版は今年後半に配信予定。(海外ドラマNAVI)
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『リトル・ファイアー~彼女たちの秘密~』