TV映画『V』シリーズや『バフィー~恋する十字架~』『ER 緊急救命室』『タイムマシーンにお願い』など、数々のドラマや映画で活躍した俳優のリチャード・ハードが亡くなった。享年87。
現地時間5月26日(火)、妻で女優のパトリシア・クラウダー・ハードは、リチャードが癌の合併症のためロサンゼルスで亡くなったことを発表した。
リチャードは、『となりのサインフェルド』ではシーズン6からシリーズ・フィナーレまで、ジェージ・コスタンザ(ジェイソン・アレクサンダー)の上司ウィルヘルム役としてお茶の間を沸かせた。ジェーン・フォンドとマイケル・ダグラスが共演している1979年の映画『チャイナ・シンドローム』では原発施設の上司エヴァン・マコーマックを演じ、実力派俳優であることを知らしめた。
また、近年ではクリント・イーストウッドが監督・製作・主演を務めた2018年公開の映画『運び屋』でティム・ケネディ役を演じ、クリント演じるアールと二人きりで文句を言うシーンも好演。その他にも、『スタートレック』シリーズのオーウェン・パリス提督役や、『コールドケース』『リゾーリ&アイルズ』『デスパレートな妻たち』『バフィー~恋する十字架~』『The O.C.』『HAWAII FIVE- 0』『シェイムレス 俺たちに明日はない』など、実に多くの作品に登場していた。
Farewell, Admiral Paris: longtime character actor Richard Herd, seen here on the set of "Pathfinder" in 1999 and "Endgame" in 2001, has passed away at age 87.#StarTrek pic.twitter.com/RvcQmovrEK
-- TrekCore.com (@TrekCore) May 26, 2020
リチャードには、エリカとリック、そしてアリシアという二女と一男の子どもたちがいる。
長年、ハリウッドで活躍してきたリチャードのご冥福をお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:リチャード・ハード