『SUPERGIRL/スーパーガール』でLGBTQキャラを演じるカイラー・リー、自身のセクシャリティについて初めて言及

米CWのDCドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』で、主人公スーパーガールの義姉でLGBTQキャラクターであるアレックス・ダンバースを演じるカイラー・リーが、自身の性的指向について初めて言及した。英Digital Spyが伝えている。

カイラーが、自身が共同設立したLGBTQ+団体「Creating Change」のウェブサイトにて、『SUPERGIRL』でアレックスがカミングアウトするストーリーが、自分のセクシュアリティを理解するうえでいかに役立ったかを明かしている。

「シーズン2で、私が演じるキャラクターが同性愛者であることをカミングアウトすると知らされたとき、アレックスの物語を忠実に表現する責任があると感じたので、自分の中で様々な考えや感情が飛び交いました。最終的にアレックスが真実を告白したシーンが脚本のページから飛び出して来て、自分自身に変化をもたらすとは思ってもみませんでした

そのシーンは私の個人的な対話とは完全には一致しなかったものの、その背後にある気持ちは同じでした。監督や報道機関、メディアやキャスト、そしてファンから、今まで目にしたなかで、最もリアルなカミングアウトのシーンだったと言われています。私がアレックスの言葉を盗んだのは、彼女が自身について言った言葉が真実だったからです」と綴っている。

カイラーは、アレックスが同性愛者であることをカミングアウトするシーンで、自身のセクシュアリティにも気づいたと明かし、同役を演じたことが大きな後押しとなったようだ。シーズン2でカイラー演じるアレックスは、フロリアナ・リマが扮するマギー・ソーヤー刑事に気持ちを告白して、二人が恋人同士になる展開となっていた。

ウェブサイトの投稿をもって自身のセクシュアリティを告白したカイリーは、2002年に俳優のネイサン・ウェストと結婚して3人の子どもがいる。カイラーは夫との関係について山あり谷ありだったが、自分が何者であるかを深く理解することに努め、お互いについて新たに発見して学んでいるところだとも明かしていた。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『SUPERGIRL/スーパーガール』SUPERGIRL and all pre-existing characters and elements TM and (c) DC Comics. Supergirl series and all related new characters and elements TM and (c) Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.