今年1月に製作中断が発表された、『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター、オビ=ワン・ケノービを主人公にしたDisney+(ディズニープラス)による新作ドラマ。現在の状況についてスタッフが明かしている。米Comic Bookが報じた。
脚本を手掛けるはずだったホセイン・アミニ(『ドライヴ』『McMafia -マクマフィア』)が1月下旬に降板し、製作が中断。ロンドンの撮影所にいたスタッフたちは自宅に帰され、いつ撮影が再開するかは「未定」という話だったと報じられていた。その後、アミニの後釜としてジョビー・ハロルド(『ジョン・ウィック:パラベラム』)が4月初めに任命されたが、進捗具合は不明だった。
そんな中、毎年テキサス州オースティンで開催されるATX Television Festival(今年はバーチャルで実施)のイベントに、プロデューサー・監督を務めるデボラ・チョウが今月上旬に登場。同作について「今も製作段階にある」とコメントしたという。チョウは多くは語らなかったが、現在もプロジェクトが進行中であることを認めていたとのこと。
全6話である同作の時代設定は、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』から、正史シリーズ第1作となる『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』までの間の時代。砂漠の惑星タトゥイーンに追放されたオビ=ワンが、のちにジェダイとなるルーク・スカイウォーカーをひそかに守護者として支える姿が描かれる。
映画版で若かりし頃のオビ=ワンを演じたユアン・マクレガーがドラマ版に続投予定。そのユアンは以前、脚本家の降板劇について「みんなが思っているほど劇的なことではないよ」と発言。さらに「脚本は素晴らしいと思う。本当に出来が良くて、より良くなるだろう。配信日の変更はないと思う。すべて順調だ」と語っていた。
チョウはDisney+ですでに配信中の『スター・ウォーズ』実写ドラマ『マンダロリアン』で監督を務めており、こちらはシーズン2が本国アメリカで今年10月より配信予定。さらにすでにシーズン3の製作が開始されていると報じられていた。(海外ドラマNAVI)
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『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
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