新型コロナウイルスの蔓延をテーマに今年1月から3月までカナダのTVAネットワークで放映され、そのあまりにもタイムリーでリアルな内容から「現在の世界を予言した」として大ヒットした『アウトブレイク ―感染拡大―』が、7月3日(金)から緊急配信されることになった。
本国カナダで放送開始されたのは今年の1月7日と、日本で新型コロナウイルス感染者が確認されるより10日も前。撮影されたのは2019年末に中国で最初の感染者が発見されるよりも前にもかかわらず、世界の現状を予言していたかのように正確でリアルな描写の数々には驚かずにはいられないはず。入念な手洗いやマスク着用といったウイルス対策、感染拡大に伴うマスク不足による転売問題、集団感染(クラスター)や院内感染の恐怖、誤情報に伴う人種差別など、現実とリンクする描写が満載だ。
これまでも多くのドラマや映画で未知のウイルスを扱った作品が作られ、『復活の日』のスペイン風邪(劇中:イタリア風邪)、『アウトブレイク』と『ホット・ゾーン』のエボラ出血熱、『感染列島』の新型インフルエンザ、『コンテイジョン』のコロナウイルスに似た未知のウイルスといったように、様々な病原菌と人類との戦いが描かれてきた。そんな中、本作がカナダで放送時間の占拠率が驚異の35.5%を記録するほど熱狂的な人気を集めたのは、新型コロナウイルスが蔓延する状況を驚くほど正確に予言した作品だったから。放映のタイミングは、カナダで感染拡大が起きた時期と奇妙な一致を果たしている。その大ヒットを受けて、シーズン2の製作も決定した。
平穏な日常生活の中で、誰も気づかぬうちに拡散していく新型コロナウイルス・パンデミックの恐怖。この非常事態に立ち向かう医療従事者たちは、人類最大の危機にどう立ち向かうのか――。本格医療ドラマとしても楽しめるウイルス・パニックスリラーだ。
カナダ・ケベック州モントリオールの街なかで、危険な未知のウイルスが先住民イヌイットのホームレスたちの間で広がろうとしていた。感染症のスペシャリストであり、緊急衛生研究所の所長であるアンヌ=マリー・ルクレール博士は、伝染性が高い未知のウイルスの存在にいち早く気づき、その正体を掴もうと奔走する。一瞬の接触、連鎖的な接触を経て、次々に増えてゆく感染者と死者。やがて、その原因が感染力と致死率が極めて高い新型コロナウイルスであることが判明。様々な人間関係が交錯する中、アンヌ=マリーたちは致命的な大流行(パンデミック)を防ぐことができるのか?
■『アウトブレイク ―感染拡大―』(全10話)配信情報
7月3日(金)より順次デジタル配信開始!
[配信プラットホーム(予定)]
Amazon Prime Video/DMM.com/FODプレミアム/Google Play/GYAO!ストア/HAPPY!動画/J:COMオンデマンド/milplus/Rakuten TV/TELASA/TSUTAYA TV/U-NEXT/YouTube/ひかりTV/クランクイン!ビデオ//ビデオマーケット/ビデックスJP/ムービーフルplus ほか
※配信開始日や配信価格の詳細は取り扱いの配信サービスにてご確認ください
(海外ドラマNAVI)
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『アウトブレイク ―感染拡大―』
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