『ハンドメイズ・テイル』イヴォンヌ・ストラホフスキー、ケイト・ブランシェットと共演ドラマで再び囚われの身に

Huluのデストピアな世界を描く『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』で司令官の妻セリーナ・ジョイ・ウォーターフォードを演じるイヴォンヌ・ストラホフスキーが、ケイト・ブランシェット(『ホビット』シリーズ)と共演するNetflixの新作ドラマ『ステートレス -彷徨の行方-』で再び囚われの身になるという。The Hollywood Reporterが報じている。

オーストラリア出身であるイヴォンヌとケイトが共演し、同国の製作による『ステートレス -彷徨の行方-』は、オーストラリアの砂漠の真ん中にたたずむ移民拘留施設に居合わせた4人を力強く描き、今という時代を反映したシリーズだという。危険なカルト集団から逃亡中のキャビンアテンダント、迫害を逃れてきたアフガニスタン難民とその一家、先の見えない仕事に見切りをつけた若い父親、国の不祥事を抑えきれなくなった官僚など、彼らの運命がいま交錯する――。

本作でイヴォンヌは航空客室乗務員のソフィー・ウェーナー役を演じる。ソフィーは、移民拘留センターで捕われの身となり、脱走を試みることになるという。

全6話となる本シリーズは。2004年にドイツ市民でオーストラリアの永住者であるコーネリア・ラウさんが、不当に拘留された出来事にインスパイアされており、7月8日(水)よりNetflixで配信スタート。

共同クリエイターも務めるケイトはパット・マスタースというカルト・リーダーを演じ、DC映画『スーサイド・スクワッド』でキャプテン・ブーメランを演じたジェイ・コートニー、米SHOWTIMEの不倫サスペンスドラマ『アフェア 情事の行方』に主演するドミニク・ウェスト、アッシャー・ケディー(『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』)も出演している。

20200629-00000009-dramanavi-1-00-view.jpg

2月に、『ステートレス』がベルリン国際映画祭でプレミア上映される直前に、Netflixが世界的な配信権を獲得し、オーストラリアでは3月にABCでプレミア放送されたとのこと。

ケイトと共に、Netflixによるオーストラリアのホラードラマ『グリッチ』や『ウォンテッド! ローラ&チェルシー』を手掛けたトニー・エアーズ、エリース・マクレディ(『Blue Heelers(原題)』)がクリエイターに名を連ねている。(海外ドラマNAVI)

Photo:リミテッドシリーズ『ステートレス -彷徨の行方-』 7月8日 配信開始 ©Netflix