『ストレンジャー・シングス』ミリー・ボビー・ブラウンがNetflix新作映画で詐欺師役で主演!

Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』でイレブンを演じブレイクしたミリー・ボビー・ブラウンと、麻薬王に追い詰められたサラリーマンが、家族を巻き込み犯罪行為に手を染める、Netflixのオリジナルクライムドラマ『オザークへようこそ』で、マーティを演じるジェイソン・ベイトマンが、新作映画でタッグを組むことが明らかになった。米Deadlineなどが報じている。

テス・シャープの小説「The Girls I"ve Been(原題)」を元にNetflixが製作するこの新作映画では、ミリーが主演、ジェイソンが製作として参加する。

ミリー扮する詐欺師のノラを中心に描かれる、予期せぬ展開に溢れた爽快サスペンス映画。ある日、彼女と元カレと一緒に、思いがけず銀行強盗の人質に取られてしまうノラ。3人で無事に脱出するため、自身の説得力とダマしのテクニックが試されることに――。

原作の小説は、2021年初旬にペンギン・ランダムハウス社から出版される予定だ。

本作は、ジェイソンのプロダクション「Aggregate Films」がNetflixに企画を持ち込んだもの。Aggregate Filmsのマイケル・コスティガンとジェイソンとともに、製作会社「PCMA Productions」を通じてミリーはプロデュースにも携わる。

Netflixは、『ストレンジャー・シングス』以外にもミリーを起用した作品を複数製作している。

◆『エノーラ・ホームズの事件簿』

今年9月に配信予定の映画『エノーラ・ホームズの事件簿』。ナンシー・スプリンガーの人気小説シリーズが原作の本作は、世界最高の探偵とその優れた家族に、なんと10代の妹が加わり、大胆なひねりを効かせたミステリーアドベンチャー。本作でミリーが演じるのは、シャーロック&マイクロフト・ホームズの反抗的な10代の妹、エノーラ。

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1884年のイギリスが舞台。16歳の誕生日を迎える朝、エノーラが目を覚ますと、彼女の母親(ヘレナ・ボナム=カーター)が突如行方不明になっていた。謎めいた暗号のような遺留品を残し、どこへ行ってしまったのか、その理由は何なのか、明白な手がかりは見つからず...。

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自由奔放な子ども時代を過ごしてきたエノーラだが、突然兄弟のシャーロック(ヘンリー・カヴィル)とマイクロフト(サム・クラフリン)が彼女の保護者となり、二人の兄弟によって"立派な"女性に成長するための花嫁学校に追いやられそうになる。しかし兄たちの意志に反して、エノーラは母親を探すためにロンドンへと飛び出す。旅の途中で巻き込まれたミステリーに、生まれながらの才能で名探偵っぷりを発揮するエノーラ。

また、Netflixは現在ロケが中断しているが、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のシーズン4の撮影再開に向けて稼働していると伝えられている。

一方、ジェイソンは今年のエミー賞で、ファイナルとなるシーズン4への更新が決定した『オザークへようこそ』のマーティ役で3年連続の主演男優賞にノミネート。同時に、米HBOの『アウトサイダー』でも、ドラマシリーズゲスト男優賞(Outstanding Guest Actor in a Drama Series)にノミネートされる快挙を成し遂げている。

ミリーとジェイソンのNetflix作品で知られる二人がチームを組む本作、気になるキャストやジェイソンの出演など続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『エノーラ・ホームズの事件簿』 © ROBERT VIGLASKI