『ウォーキング・デッド』を降板したあの人、シリーズを観なくなった理由を明かす

ウォーカーが蔓延る世紀末的な世界を描く大人気ドラマ『ウォーキング・デッド』。この秋、シーズン6を迎える『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』や新たに展開する『The Walking Dead: World Beyond(原題)』など、その世界を広げている人気シリーズから降板したキャストが、シリーズを観なくなった理由を明かしていることがわかった。

英Digital Spyのインタビューに応えたのは、シーズン3から5で主人公リックたちと対立した総督役を演じた英国俳優のデヴィッド・モリッシー。デヴィッドは自分が降板した後もしばらくシリーズを見続けていたが、最終的には観賞をやめてしまったと語っている。

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その理由についてデヴィッドは、「私はニーガンの出現に目を光らせていた。ジェフリー・ディーン・モーガンは私の友人で、彼が番組に出演する前に話をしたんだ。だから、どのように彼がキャラクターを表現しているのか見るのに興味津々だったし、彼は素晴らしかったよ。だけど、シリーズを観るのをやめてしまったんだ。番組が気に入らなかったからじゃない。そこにはちょっとした要素があって、まあ、"もう私は番組に出演していないから、見続けるのは難しいかな。他に取り組まなくちゃいけないこともあるし"と思ったからなんだ。でもファンのように、番組の視聴にコミットするのが難しかったことが大きな理由だね」と述べた。

デヴィッドのように感じたファンは一部にもいたようで、ある時点で『ウォーキング・デッド』の視聴率が下降線を辿ったことがあった。しかし、それでも本シリーズはケーブル局の番組において視聴率の上位に君臨し続け、すでにシーズン11へ更新が決定。

スピンオフ第2弾となる新作ドラマ『The Walking Dead: World Beyond』は、米AMCにて10月4日(日)より放送スタート予定で、本家の主人公リック・グライムズをフィーチャーしたTV映画3部作の製作も進行中。そのユニバースは拡大し続けている。

デヴィッドはシリーズを卒業後、SFアクションドラマ『エクスタント』や英犯罪サスペンスドラマ『ザ・ミッシング ~囚われた少女~』、Amazonプライムビデオの宗教をテーマにしたミニシリーズ『グッド・オーメンズ』などに出演して活躍を続けている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン3© Gene Page/AMC/©Frank Ockenfels/AMC