『アイアンマン』ロバート・ダウニー・Jr、『グッド・ワイフ』脚本家とAppleでドラマ製作

マーベル映画『アイアンマン』や『アベンジャーズ』シリーズのトニー・スターク/アイアンマン役で知られるロバート・ダウニー・Jrが、『グッド・ワイフ』の脚本家とタッグを組み、米Appleで新作ドラマを製作することが明らかになった。米Hollywood Reporterなどが報じている。

本作は、ロバートと妻でプロデューサーのスーザン・ダウニー、そしてアマンダ・ブレル(『ペリー・メイソン』の3人が製作総指揮として携わり、『グッド・ワイフ』や『ビリオンズ』で脚本を担当してきたアダム・R・パールマンが脚本を執筆する。ロバートはプロデュースを担うだけでなく、主演ではないものの何かしらの役で出演するかもしれないとも言われている。

カナダの雑誌Toronto Lifeに掲載されたマイケル・リスタの記事に基づくタイトル未定のこの新作。中心となるのは、犯人の自白を引き出して英雄になることを夢見て数十年前の事件を引き受けることにした、いつもイライラしているカナダ人刑事。しかし潜入捜査官が手の込んだおとり捜査に乗り込んだ途端、事件はすぐに制御不能となるという。

脚本家のパールマンは4年間『ビリオンズ』に携わっており、シーズン2でプロデューサーからエグゼクティブ・プロデューサーに昇格。『グッド・ワイフ』や『ニュースルーム』でも脚本家として活動していた彼は、ロバートやリスタとともに製作総指揮にも名を連ねる。

この作品は、ロバートにとってAppleで製作する初のドラマとなる。彼の製作会社、Team Downeyは米HBOとファーストルック契約を結んでおり、現在そちらで『ペリー・メイソン』を製作中だ。また、DCコミックを原作とした「Sweet Tooth」を、もともとはHuluだったがNetflixに変更してこの秋から製作する予定。Team Downeyは、ロバートの主演映画『ドクター・ドリトル』と『ジャッジ 裁かれる判事』、そしてスコット・クーパー監督(『クレイジー・ハート』『ブラック・スキャンダル』)の新作映画『A Head Full of Ghosts(原題)』などを手掛けている。

マーベル映画から一旦引退したためか、最近は映画やドラマの製作に力を入れているロバート。この新作ではプロデュースだけでなく出演もするようなので、ファンとしてはそちらも楽しみにしたいところだ。(海外ドラマNAVI)

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ロバート・ダウニー・Jr
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