『BATWOMAN/バットウーマン』ルビー・ローズ、降板の裏にはやはり怪我も一つの要因だった

2019年秋に米CWで放送開始されたDCドラマ『BATWOMAN/バットウーマン』の主演を務めていたルビー・ローズがシーズン1をもって降板したことはすでにお伝えしている通り。すでに彼女に代わる新ヒロインも決定しているが、今回ルビーが降板した理由について語った。

本作は、同性愛者として描かれるバットマンのいとこ、ケイト・ケインことバットウーマンを主人公に、ゴッサム・シティの治安維持に乗り出すヒーローアクション。

今年5月に降板することを発表したローズは米Entertainment Weeklyのインタビューに答え、「スーパーヒーロー作品の主役は大変です。今回は手術から回復していなかったので、もっと大変だったと思います」と切り出し、降板について語った。

「私は手術してから、10日後に仕事に行ったのですが、それはベストな考えではなかったかもしれません。普通の人は1~3カ月くらい休んでから復職するので、わずか10日での復帰が大変だったのは確かです。ですが、TVドラマや映画の主役になることは、アクションであれ、感情的なことであれ、どちらにしても自分に負担がかかるものなのです。チャレンジすることはある意味重要なことです。その役を演じる達成感と、現場の雰囲気や調子を整えること、そして人々から信頼されることはとても名誉なことでした。

本作での経験をとても大事に思っていますし、すべてを成し遂げることができたことに感謝しています。また、この作品に携わったすべての人のことを誇りに思います。怪我の後からの回復劇があったりした興味深い状況の中で、仕事をした自分を誇りに思います。またTVドラマに出たいと思っています。降板は、完全に回復して復帰するために必要な休息の時間だったのです」

そう語るルビーは2019年10月、撮影中に大怪我を負い緊急手術をしていたことを告白。「数カ月前、緊急手術をしないと半身不随になると告げられました。椎間板ヘルニアで、脊髄を損傷しかかっていると言われました。私は慢性的な痛みに苦しんでおり、腕の感覚がありませんでした...」というコメントとともに、自身のInstagramで手術中の動画を公開していた。映画『Doorman(原題)』の撮影が始まるまで、自身の怪我の全容に気づかなかったという。

しかし、その怪我だけが理由ではないことも話し、番組への感謝の気持ちを伝えた。「怪我のせいだけではありません。新型コロナウイルスにより本当のフィナーレを迎えることもできませんでした。それで、自己隔離されている間は、いろいろなことを考えたり、人生で何を達成したいのか、何をしたいのかを考えたのですが、私だけでなくプロデューサーにとっても、色々と対話するいい機会になったと思います。私は彼らをとても尊敬していますし、彼らは私にとても敬意を払ってくれています。バットウーマンがLGBTQ+で、しかも実写版になったのは初めてのことだったので、素晴らしかったと思います。彼女を演じられたことをとても光栄に思っています」

そんなルビーに代わり主演を務めるのは、『MACGYVER/マクガイバー』の出演で知られるドイツ生まれでアメリカ育ちのジャヴィシア・レスリー。彼女が演じるのはケイトではなく、ライアン・ワイルダーという全く別のキャラクターになる。

ルビーはジャヴィシアについて、「彼女は間違いなく自分が足を踏み入れた地のことを分かっていると思うし、素敵な人です。私の後任のことを聞かされた時は、正直に言ってとても誇りに思いましたし、嬉しかったです。次のシーズンがどうなるのか絶対に見たいと思っています」と語った。

後任となるジャヴィシアはキャスティングが発表された際、「『バットウーマン』のアイコンであるこの役を黒人女優として初めて演じることを非常に誇りに思っています。バイセクシャルの女性として、LGBTQ+コミュニティの先駆けとなったこの画期的な作品に参加でき、光栄に思っています」とコメントしている。

ジャヴィシア演じる新たなバットウーマンが登場する『BATWOMAN/バットウーマン』シーズン2は、2021年1月から米CWにて放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:『BATWOMAN/バットウーマン』BATWOMAN(TM) and related characters and elements are and trademarks of DC Comics. (c) 2020 Warner Bros. Entertainment All rights reserved.