『MR.ROBOT』クリエイター、最前線で闘う沿岸警備隊を描く新作ドラマを製作

米USA製作によるサイバー・サスペンスドラマ『MR.ROBOT/ミスター・ロボット』でクリエイターを務めたサム・エスメイルが、アメリカ沿岸警備隊を描く新作ドラマ『So Others May Live(原題)』を製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

アメリカ沿岸警備隊の世界を舞台にした新作ドラマ『So Others May Live』は、大災害の余波に対処する捜索救助ヘリコプターの乗組員を中心に、最前線で危機に立ち向かう彼らの活躍が描かれる。

脚本は、実写版『パワーレンジャー』や『高慢と偏見とゾンビ』(2016)でプロデュースを手掛けたステファン・メイネンが務める。彼はエスメイルと、チャド・ハミルトン(『MR.ROBOT』)、ライアン・ブッセ(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)と共同で製作総指揮も担う。

『So Others May Live』を製作するUniversal Content Productionsは、エスメイルが手掛けた『MR.ROBOT』や、彼が監督・製作総指揮を担ったAmazon Prime Videoの政治スリラー『ホームカミング』も製作しており、期待の新作でもエスメイルと息の合ったコラボレーションを見せてくれそうだ。

『MR.ROBOT』で一躍注目のクリエイターとなったエスメイルは、Netflixのマーベル・ドラマ『Marvel デアデビル』などでおなじみのロザリオ・ドーソンが主演する犯罪ミステリードラマ『Briarpatch(原題)』も製作。SFアクションドラマ『バトルスター・ギャラクティカ』のリブート版と、新作ミニシリーズ『Metropolis(原題)』で製作総指揮を務めることも決定している。

そして、『So Others May Live』でエスメイルとコンビを組むメイネンは、映画『ハンガー・ゲーム』やTV映画版『ダーティー・ダンシング』などに携わっている。

『So Others May Live』に出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:サム・エスメイル Amazon Prime Original『ホームカミング』