米CWの人気青春サスペンスドラマ『リバーデイル』にシーズン2から登場しているあのキャストが、米Huluで小説のドラマ化となるリミテッドシリーズを製作することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
ヴェロニカの冷酷な血父親ハイラム・ロッジを演じるマーク・コンスエロスマーク。彼が、米トーク番組『Live with Regis and Kathie Lee』で司会を務める妻ケリー・リパと共同で手掛けるのは、カナダへ移住したメキシコ生まれの小説家シルヴィア・モレーノ＝ガルシアによる同名小説をドラマ化する『Mexican Gothic（原題）』。
今年6月に出版されたばかりの小説の主人公は、従姉妹から助けを求める手紙を受け取り、彼女を救出するためにメキシコの田舎町とヒダルゴの山々を旅する若き社交家のノエミ・タボアダ。従姉妹は鉱山を経営する世捨て人のような一家に嫁ぎ、ノエミは一家の暴力的で恐ろしい秘密を明らかにしようとするが、従妹を救出するという彼女の自信は瞬く間に脅かされることになる――。
原作者のガルシアはマークとケリー、アルバート・ビアンキニ（『鬼教師ミセス・ティングル』）と共同製作総指揮を務め、マイケル・ハルパーン（『Fire Island（原題）』）がメガホンを取る予定だ。
ケリーは小説「Mexican Gothic」をInstagramの投稿で勧めており、ドラマ版の製作発表の声明で、「私たちは文学的な大当たりを見つけたように感じていて、シルヴィアのゴージャスな文章をHuluと一緒に甦らせることが待ち切れません」とコメント。
そして、ガルシアもドラマ版の製作について、「小説に息が吹き込まれることにワクワクしていて、才能と多様性にあふれたスタッフとキャストと会い、この冒険に私たちを連れ出してくれることを楽しみにしています」とコメントしていた。
現時点では、『Mexican Gothic』にマークが俳優として出演するのかどうかは不明だが、キャスト決定などの新情報が届き次第お伝えしていきたい。（海外ドラマNAVI）
Photo:『リバーデイル』©Dean Buscher
