日本でも人気急上昇中のフェンシングの世界を、ダンス映画『ステップ・アップ』シリーズのスタッフがドラマ化!

日本でも人気急上昇中のスポーツ、フェンシングの世界を、ダンス映画『ステップ・アップ』シリーズで製作を務めたエリック・フェイグがドラマ化することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

現時点でタイトル未定となるフェンシングの世界を描く新作ドラマは、映画『レディ・バード』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で脚本・監督を務め、高い評価を得たグレタ・ガーウィグの脚本を基に製作されるシリーズ。他のプロジェクトで多忙を極めているガーウィグが、今後どのような形でシリーズに関わるかは不明だとのこと。

その新作では、大学の弱小フェンシングチームに属するはみ出し者を中心に、女同士の友情や性別、階級、古風なスポーツに蔓延る奇妙なしきたりなどがコメディタッチで描かれる。2017年にはガーウィグが披露したフェンシングの技がネットで拡散したというから、単に彼女はフェンシングのファンというだけでなく、かなり熟練の経験者だと言えそうだ。

もともとガーウィグは、フェンシングの世界を描く脚本を映画用に執筆したが、『レディ・バード』でアカデミー賞脚本賞&監督賞にノミネートされて瞬く間に売れっ子となり、同プロジェクトは頓挫状態になっていた。

そして、この企画に目を付けたフェイグは、映画よりもドラマシリーズの方が適していると判断し、自身の製作会社Picturestartと Lionsgate TVがタッグを組んでドラマ化する運びとなったようだ。

これまでにフェイグは映画『ステップ・アップ』シリーズの他に、ホラー映画『クライモリ』シリーズや『ラストサマー』シリーズ、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが共演したアクション大作『Mr.&Mrs. スミス』、『告発のとき』などで製作を手掛け、主に映画界を中心に活動している。

フェンシングの世界を描く新作ドラマに出演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ステップ・アップ5:アルティメット』© 2013 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.