リブート版『レバレッジ』撮影開始&新キャストも発表!

ティモシー・ハットン主演で、2012年に惜しまれつつ幕を閉じたクライムアクションドラマ『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』。本作がリブートされることは以前お伝えしたとおりだが、撮影が始まり、新キャストが発表された。米TV Lineなどが報じている。

2008年から5シーズンにわたり放送された『レバレッジ』は、チームリーダーのネイトを中心に、超演技派のペテン師ソフィー、喧嘩が強い色男エリオット、天才ハッカーのハーディソン、アクロバティックな泥棒パーカーの5人が一丸となって、弱き者を助け、悪事を働く巨大な社会権力に立ち向かう人気シリーズ。

当時は打ち切りになってしまった本作だが、今年4月に製作総指揮のディーン・デヴリンがAmazon傘下の「IMDb(インターネット・ムービー・データベース)」の配信サービスIMDb TVでリブート版を製作することを発表。

リブート版では、金持ちがさらに金持ちになり、権力者が邪魔者を容易に、そして時には合法的に潰したりできる世界が舞台となる。この新しい世界で、チーム力を生かし彼らが新たな悪人を倒していく。役員室の快適さからオピオイド事件を起こした男や、労働者を強制送還にする女性、お金で危険な秘密を隠す怪しい警備会社から誰かが助けを必要としている時に、レバレッジが現れる。

オリジナル版からエリオット役のクリスチャン・ケイン、パーカー役のベス・リースグラフ、ソフィー役のジーナ・ベルマン、ハーディソン役のオルディス・ホッジがカムバックし、『ER 緊急救命室』や『フォーリング スカイズ』のノア・ワイリーがハリー・サリバン役として、ずっと悪者を弁護してきたことに気づき、贖罪を求めている企業弁護士を演じる。(ネイト役のティモシー・ハットンはカムバックせず...)

そして今回、ハーディソンの義理の妹ブリアンヌ・ケイシー役として、アリース・シャノン(『インスティンクト -異常犯罪捜査-』)がキャスティングされた。


皮肉で知的なタイプのブリアンヌは、天才メカニカルエンジニアでソーシャルハッキングやソーシャルメディアの操作が子どもの遊びのように簡単にできるというハッカー。10歳で両親を悲劇的な交通事故で亡くしたブリアンヌだが、里親先でアレック・ハーディソンと出会う。当時の彼はコンピュータやハッキングを教えることで、怖がっていた彼女に手を差し伸べた。そしてこのリブート版で、ブリアンヌは他のチームメンバーと一緒に新しいスキルを身につけ、新しい家族として彼らを受け入れ、信頼することを学ぶことになるという。

また、今月から米ルイジアナ州ニューオーリンズで撮影が始まったことをキャストやデヴリンが自身のSNSで報告した。




新たなチームの活躍が期待される。(海外ドラマNAVI)

Photo:ジーナ・ベルマン公式Twitterより