新作DC映画『ザ・バットマン』の前日譚ドラマ、時代設定が明らかに!

『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンが新星バットマンを演じるDC映画『The Batman(原題)』。先月、その前日譚ドラマシリーズが米HBO Maxで製作されることが発表されたが、具体的な時代設定やその他の情報が明らかになった。米TV Lineが報じている。

7月に発表された際、前日譚シリーズはゴッサムシティの腐敗が中心に描かれ、この作品を皮切りに『The Batman』のユニバースを拡大していくと伝えられていた。

現地時間8月22日(土)に開催されたバーチャル・イベント「DCファンドーム」に登場した『The Batman』の監督マット・リーヴスは、新作ドラマではバットマンの1年目の活躍を描く原作コミック「Year One」に戻ると明かした。

「Year One」は大富豪ブルース・ウェインがマスクを着けた自警団として始めて登場し、ゴッサムシティの腐敗に立ち向かうジェームズ・ゴードン警部補と出会い、二人が協力関係を結んでいく過程が描かれる。対する『The Batman』は、コミックスの「Year Two」で起きた出来事が中心となるという。

リーヴスはドラマ版について、「こういった腐敗した警官、特に一人の警官の視点を通じて物語が綴られはじめ、実際に物語は警官の魂の戦いを描いている」とコメントしている。続けてリーヴスは、ドラマ版ではコミックスで知られているストーリーにも触れるが、その他はまったく新しいものになるとも明かした。

ドラマ版で脚本を手掛けるのは、『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』や『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』などを手掛けてきたテレンス・ウィンター。キャストは現時点では未定。

なお、映画『The Batman』は9月よりイギリスで撮影が再開され、2021年10月1日に全米公開予定。バットマン役でロバート・パティンソンが主演するほか、キャットウーマン/セリーナ・カイル役のゾーイ・クラヴィッツ(『ビッグ・リトル・ライズ』)、リドラー/エドワード・ナッシュトン役のポール・ダノ(『ワイルド・ライフ』)、ジェームズ・ゴードン役のジェフリー・ライト(『ウエストワールド』)、アルフレッド・ペニーワース役のアンディ・サーキス(『ロード・オブ・ザ・リング』)、ペンギン/オズワルド・コブルポット役のコリン・ファレル(実写版『ダンボ』)らが出演する。

『The Batman』の前日譚となるドラマシリーズに登場するキャラクターやキャストなどが発表され次第、続報をお届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)