『ナイトメア ~血塗られた秘密~』スピンオフ、1シーズンで打ち切り

米Showtimeのゴシックホラードラマ『ナイトメア ~血塗られた秘密~』の前日譚となるスピンオフドラマ『Penny Dreadful: City Of Angels(原題)』がシーズン1で打ち切られたことが明らかとなった。米Entertainment Weeklyほかが報じている。

このスピンオフ版は1938年のロサンゼルスを舞台に、凶悪な殺人事件に巻き込まれる刑事ティアゴ・ベガを中心に物語が綴られる。ロサンゼルスで初となるフリーウェイの建設や、メキシコ系アメリカ人の間で伝わる民間伝承といった歴史的な出来事も反映した内容となり、社会的緊張感が色濃く描かれる。

Showtimeは本作のキャンセルについて以下のような声明を発表。「Showtimeは、『Penny Dreadful: City Of Angels』を次のシーズンへ進めないことを決定しました。我々は、製作総指揮を務めたジョン・ローガンとマイケル・アグィラー、そしてキャストとスタッフの全員に、素晴らしい仕事をしてくれたことに感謝しています」

主人公ティアゴ・ベガ役でダニエル・ゾヴァット(『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』)、悪魔マグダ役でナタリー・ドーマー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)、ピーター・クラフト医師役でロリー・キニア(『ナイトメア』)、ピーターの妻リンダ役でパイパー・ベラーポ(『コバート・アフェア』)、交通委員会の委員長チャールトン・タウンゼント役でマイケル・グラディス(『MAD MEN マッドメン』)、ドイツの建築家リチャード・ゴス役にトーマス・クレッチマン(『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』)、ゴスの運転手兼ボディガードのカート役にドミニク・シャーウッド(『シャドウハンター:The Mortal Instruments』)、ドイツ系アメリカ人協会の副次長を務めるハーマン・アッカーマン役にイーサン・ペック(『スター・トレック:ディスカバリー』)、ティアゴの相棒ルイス・ミッチェナー役でネイサン・レイン(『グッド・ワイフ』)が出演している。

オリジナルとなる『ナイトメア』は、Showtimeにて2014年から3シーズンにかけて放送された。(海外ドラマNAVI)

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『Penny Dreadful: City Of Angels』(Entertainment WeeklyのTwitterより)