アイアンマンも参加!米HBO、『ウエストワールド』と同作者の『スフィア』もドラマ化

2016年に始まったSFサスペンスドラマ『ウエストワールド』が好評を博している米HBOが、その成功に続きたいようだ。『ウエストワールド』のスタッフらとともに、同じ作家が手掛けた『スフィア』もドラマ化することが分かった。米Hollywood Reporterほかが報じている。

『ウエストワールド』はもともと1973年の同名映画を元にしており、その脚本・監督を手掛けたのは人気SF作家のマイケル・クライトン。今回ドラマ化されることが分かった『スフィア』は、そのクライトンが1987年に出版した小説「スフィア -球体-」が原作で、太平洋の海底で発見された謎の巨大な球体の正体を解明すべく現地へ向かった科学者たちが、恐ろしい体験をするというストーリーだ。1998年にはダスティン・ホフマン、シャロン・ストーン、サミュエル・L・ジャクソンらが出演して映画化されていた。

このドラマ化では、『ウエストワールド』ドラマ版で脚本・製作総指揮を担当するデニース・テが脚本・製作総指揮・ショーランナーを担当する。製作総指揮には彼女のほかに、同じ『ウエストワールド』でクリエイターを務めるジョナサン・ノーランとリサ・ジョイ、そして『アベンジャーズ』シリーズのトニー・スターク/アイアンマン役でおなじみのロバート・ダウニー・Jr、彼の妻でプロデューサーのスーザン・ダウニーらも名を連ねる。

ノーランとジョイは2019年4月に米Amazonと大型契約を結んでいるが、今回の企画はその前から進められていたという。ロバートが率いる製作会社、Team Downeyは今年1月にHBOとファーストルック契約を結んでおり、1950年代にヒットを飛ばした弁護士ドラマ『ペリー・メイスン』のリブート版が6月より同局で放送されていた。

『スフィア』ドラマ版のキャストなどはまだ不明だが、発表され次第お伝えしたい。(海外ドラマNAVI)

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映画版『スフィア』(Hollywood ReporterのTwitterより)