『ザ・クラウン』新ダイアナ妃、第二次大戦のスパイも演じることに!

先月、英国王室ドラマ『ザ・クラウン』のシーズン5&6でダイアナ妃を演じることが発表されたエリザベス・デビッキが、今度はミニシリーズ『Code Name Hélène(原題)』で第二次世界大戦時代のスパイを演じることが明らかとなった。米Varietyが報じている。

『Code Name Hélène』は、今年3月に出版され、米New York Timesでベストセラーリストに名を連ねるアリエル・ロウホンによる同名スパイスリラー小説のドラマ化。ニュージーランド生まれのジャーナリストだったがスパイとなり、フランスのレジスタンスで最も強力なリーダーへと成長していく実在の人物、ナンシー・グレース・オーガスタ・ウェイクを主人公に、第二次世界大戦中に彼女が使った4つのコードネームの、それぞれの時代を紡ぎ合わせる形で綴られるという。

製作総指揮には主演のエリザベスのほか、フィリップ・ルスレ(『エール!』)、ロザリー・スウェドリン(『エイリアニスト』)、ファブリス・ジャンフェルミ(『幸せの教室』)らが名を連ねる。

オーストラリア出身のエリザベスは本作について、「ナンシー・ウェイクは驚くべき勇気と独創性、機知を兼ね備え、ニュージーランドで生まれオーストラリアで育った女性です。第二次世界大戦中の彼女の英雄的な行動は、広く知られているとは言えません。一人のオーストラリア人として、このプロジェクトに女優・製作総指揮者として参加し、ナンシーの非凡な物語を伝えられることを嬉しく思います」と語っている。

エリザベスがスパイ作品に出演するのはこれが初めてではなく、ジョン・ル・カレ原作のスパイ小説をドラマ化したトム・ヒドルストン主演のミニシリーズ『ナイト・マネジャー』にも参加していた。(海外ドラマNAVI)

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『ナイト・マネジャー』
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