『ダウントン・アビー』と『HOMELAND』スター、英国スキャンダルを描くNetflixの新作ドラマで共演!

英ITVの人気ドラマ『ダウントン・アビー』と、米FOXの犯罪ドラマ『HOMELAND』にそれぞれレギュラー出演していたキャストが、英国スキャンダルを描くNetflixの新作ドラマ『Anatomy Of A Scandal(原題)』で共演することが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

この度、サラ・ヴォーンによる2017年に出版された同名小説のドラマ化に出演することになったのは、『ダウントン・アビー』で全6シーズンにわたりメアリー・クローリーを演じたミシェル・ドッカリーと、『HOMELAND』で演じたピーター・クイン役で人気を博したルパート・フレンド、そして映画『アメリカン・スナイパー』や実話を元にした社会派ドラマ『ザ・ラウデスト・ボイス ―アメリカを分断した男―』に出演していたシエナ・ミラーだ。

今年5月に製作が発表されていた6話構成の本作では、英国特権階級のエリートと女性たちが起こしたスキャンダルを描く。政治家ジェームズ・ホワイトハウスが強姦罪で告発され、彼の妻ソフィーは夫が潔白であると信じ、検察官のケイト・ウッドクロフトは被告が有罪であると確信している...という設定。ルパートが野心的でカリスマ性のあるジェームズ役、シエナが名門オックスフォード大学卒で二児の母親でもあるソフィー役、ミシェルは性犯罪の起訴を専門とし、その分野での出世ぶりが目覚ましいケイト役にそれぞれ起用されている。

脚本・製作総指揮・ショーランナーを担当するのは、米HBOのミステリードラマ『ビッグ・リトル・ライズ』でクリエイターを務めたデイビッド・E・ケリーと、Netflixの政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』でショーランナーを担ったメリッサ・ジェームズ・ギブソン。メガホンを取る『Marvel ジェシカ・ジョーンズ』のS・J・クラークソンと、原作者のヴォーンも製作総指揮に名を連ねている。

『Anatomy Of A Scandal』は今後、各シーズンで異なる英国のスキャンダルを取り上げるアンソロジースタイル、つまり2018年に英BBC Oneで放送された『英国スキャンダル ~セックスと陰謀のソープ事件』のような作品を目指しているという。撮影は年内にロンドンで行われる予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:

シエナ・ミラー (C)NYKC
ルパート・フレンド (C)NYKC/FAMOUS
ミシェル・ドッカリー (C)NYNR/FAMOUS