『ブラックリスト』グレン役クラーク・ミドルトン、63歳で逝去

米NBCの大ヒット犯罪アクションドラマ『ブラックリスト』で主人公レイモンド・"レッド"・レディントンに情報提供していたグレン・カーター役のクラーク・ミドルトンが63歳で逝去した。米Deadlineが報じている。

彼のエージェントのスティーヴ・ストーンが、10月4日(日)にロサンゼルスで、クラークがウエストナイル・ウイルスが原因で亡くなったと明かした。

クラークの妻であるエリッサは声明で、「悄然とした気持ちで、愛すべき俳優で脚本家、監督、教師、ヒーロー、夫、指針、友人だったクラーク・ティンズリー・ミドルトンの祝福に値する人生が終わり、63歳で逝去したことを発表します。クラークは治療法がないと知られているウエストナイル・ウイルスが原因で、10月4日に亡くなりました。クラークは限界に挑戦し、障害を持つ人々を支援して人生を送った美しい魂の持ち主です」と述べている。

クラーク・ミドルトンの半生

1957年に生まれたクラークは、4歳のときに関節リウマチだと診断された。1983年ドラマシリーズ『American Playhouse(原題)』で俳優デビュー。SFミステリードラマ『FRINGE/フリンジ』では中古書店の店主エドワード・マーカム役で5シーズンにわたりゲスト出演。

さらに、米Huluの衝撃作『THE PATH/ザ・パス』では宗教団の創設者であるリチャードを演じ、『ツイン・ピークス The Return』にはチャーリー役で登場。また、『LAW & ORDER』や『GOTHAM/ゴッサム』『エージェント・オブ・シールド』といった人気ドラマシリーズのほか、『スノーピアサー』や『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などに出演して映画界でも活躍した。

印象に残る演技で個性的なキャラクターを演じて楽しませてくれた、クラークの冥福を心よりお祈り致します。(海外ドラマNAVI)


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『ブラックリスト』公式Twitterより