Netflix『Glow』シーズン4への更新が取り消しに!シーズン3で終了へ

女子プロレスの世界を描いたNetflixオリジナルシリーズ『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』。2019年8月にシーズン4への更新が決定していたが、その決断を覆しシーズン3のまま打ち切りになることが明らかになった。米TV Lineらが報じている。

1980年代後半から1990年まで実際に放送されていた女子プロレス番組からインスピレーションを得た本作は、ロサンゼルスを舞台に仕事のない女優が女子レスラーとして、夢をつかむための最後のチャンスに賭けるというストーリー。

本シリーズは、新型コロナウイルス感染の拡大が懸念され始めた今年3月以来、製作が中断。報道によると、キャストやスタッフを守るための対策予算など懸念事項から、予定していたシーズン4を製作せずに終了する決断が下された。

クリエイターのカーリー・メンチとリズ・フラハイヴは、今回の残念な報道に対して「コロナウイルスのせいで、多くの人が亡くなりました。それは国家的な悲劇でありそこに尽力すべきですが、ウイルスはこの作品をも終わらせました。Netflixは『GLOW』の最終シーズンの製作を取りやめました。女性を題材にしたコメディを作り、彼女たちの物語を語り、そしてレスリングもするという自由を私たちは与えてもらえました。ですがもうそれは消えてしまったのです。今、世の中では本作のキャンセルよりも、もっとひどく重大なことが起こっています。ですが、それでもあの15人の女性が一緒にいるところを見られないのは残念です。キャストや勇敢なスタッフたちと別れることになり、寂しく思います。最高の仕事でした。そして皆、選挙に行きましょう」とコメントを残した。

また、サム役のマーク・マロン(『easy イージー』)は、「『GLOW』はもう終わりだ。残念だよ。いやだな」とツイートを投稿。ルース役のアリソン・ブリーは、キャストとの写真を掲載し、「寂しくなります。私の人生を変えてくれたこの作品の家族に一生感謝します」と述べた。

クリフハンガーで終わっていたことに加え、TV Lineの読者の59パーセントはシーズン3にA評価をつけており、続くシーズン4にも期待が寄せられていただけに、残念だ。(海外ドラマNAVI)

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シーズン3メイキングより
Netflixオリジナルシリーズ『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』シーズン1~3は独占配信中