伝説の振付師でありアカデミー受賞の映画監督とブロードウェイの名女優、二人の愛と栄光、波乱に満ちた年月を描く『フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~(原題:Fosse/Verdon)』がついに日本上陸する。
『スリー・ビルボード』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたサム・ロックウェルと、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などでアカデミー賞に4度ノミネートされたミシェル・ウィリアムズがW主演する話題作『フォッシー&ヴァードン』。生涯にわたり、ショービジネスと私生活の両方で関係を持ち続けたブロードウェイと映画界の両方で活躍した伝説のボブ・フォッシーと、トニー賞に4度も輝いたブロードウェイの名女優グウェン・ヴァードンの夢とロマンスの人生に迫る。2019年に全米放送され、第71回エミー賞で17ノミネートを果たし、主演女優賞(ミシェル)を含む4部門で受賞した秀作ドラマだ。
1987年、60歳のフォッシーに死の瞬間が近づき、27年前に彼と再婚した妻で女優のグウェンとまさに永遠の別れが訪れようとする場面で本作は幕を開ける―。
時は1960年代の終わり。フォッシーは監督デビュー作となる映画『スイート・チャリティ』の撮影をしていた。もとはグウェンが主演してヒットさせたミュージカルだったが、映画版にはシャーリー・マクレーンが起用される。しかし、興行は失敗に終わる。フォッシーはめげずに舞台「キャバレー」の映画化で監督になるため自分を周囲に売り込み、強引に監督の座を射止める。グウェンは『キャバレー』のロケ地ベルリンを訪ねるが、彼は通訳の女性と付き合っていた。華やかに暮らして2回も結婚をした彼らの人生とは―。
本作の脚本には、「ディア・エヴァン・ハンセン」などで知られるスティーブン・レベンソンと、大ヒット舞台「ハミルトン」を生んだひとりであるトーマス・カイルが名を連ねていることから、ミュージカルシーンが随所に取り込まれ、振付師ボブとダンサーのグウェンの関係性がリアルに描写されている。
本作にはサムやミシェル他、アヤ・キャッシュ(『ザ・ボーイズ』)、ノーバート・レオ・バッツ(『ブラッドライン』)、マーガレット・クアリー(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)、ジェイク・レイシー(『GIRLS/ガールズ』)らが出演している。
『フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~』放送情報
WOWOWプライムにて(全8話)
12月12日(土)13:00より日本初放送 [第1話無料放送]
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12月5日(土)第1話先行無料放送
(海外ドラマNAVI)
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『フォッシー&ヴァードン ~ブロードウェイに輝く生涯~』(C)2019 Twentieth Century Fox Film Corporation and FX Productions, LLC. All rights reserved.