デヴィッド・ボレアナズ、『バフィー』のエンジェル復活には〇〇すぎるから嫌?!

犯罪捜査ドラマ『BONES』のブース役でもお馴染みデヴィッド・ボレアナズがブレイクするきっかけとなった『吸血キラー/聖少女バフィー』のエンジェル役は、もう2度と演じたくないという。その理由とは? 米ScreenRantが伝えた。

本作は、ナイトフォール時代にただ一人選ばれるヴァンパイア・スレイヤーとなったバフィーが、ヴァンパイアや魔物と戦いを繰り広げる姿が描かれるアクション・ホラードラマ。1997年から7シーズンにわたり放送された90年代を代表する人気TVシリーズの1作だ。

デヴィッドが演じたエンジェルは、主人公バフィーの恋人であり、200歳を超えるヴァンパイア。シーズン1〜3までレギュラー出演し、1999年からは彼が主人公のスピンオフシリーズ『エンジェル』が5シーズン製作された。

このほど、米Varietyのインタビューを受けたデヴィッドは、エンジェルの復帰を求められても応えたくないと告白。その理由は、自身の年齢に理由があるとした。エンジェルは200年以上生きているヴァンパイアだが、ヴァンパイアになった後は肉体が老化することはないため、20代の見た目を維持しているという設定だったのだ。シリーズ終了から15年以上が経ち、デヴィッドは説得力をもってエンジェルを演じることはできないと考えているのだという。

「復活を望む人たちにとって、僕は歳を取りすぎている。これは『フレンズ』のキャストの再会とは違うんだ。カフェのソファで喋っているわけではない。テクノロジーによってロバート・デ・ニーロを本当に若く見せることができたのは(映画『アイリッシュマン』のこと)わかっているが、(リブート版製作時のエンジェル役には)他の誰かを探してもらいたい」

『バフィー』や『エンジェル』のリブート版製作の話はこれまで何度も噂され、2018年にも企画が動いていることが伝えられていたが、いまだに詳細は明かされていない。今回デヴィッドが不参加の意向を示したが、バフィー役のサラ・ミシェル・ゲラーも復帰を望まないと表明しており、オリジナルキャストの再集結は見られない可能性が高そうだ。

2019年には、『エンジェル』復活の可能性について「多くは語れないけれど、今秋で20周年だから、何かを製作しているかもしれない」と話していたデヴィッドだが、『バフィー』と『エンジェル』合わせて170話に出演しており、これは『バフィー』フランチャイズの全キャラクターの中で最多。年齢の問題以前に、デヴィッドがやり切ったと感じていても無理はないのかもしれない。デヴィッドは、喜んで他の役者に引き継ぎたいと話している。(海外ドラマNAVI)

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『吸血キラー/聖少女バフィー』
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デヴィッド・ボレアナズ©NYKC/FAMOUS