ブラッド・ピット率いる製作会社、プランBと米HBOが贈る新たな形のミステリードラマ『サード・デイ ~祝祭の孤島~』が、BS10 スターチャンネルにて明日12月19日(土)19:45より第1話先行無料放送、12月22日(火)から毎週火曜23時より独占日本初放送。それに合わせて、ジュード・ロウ(『シャーロック・ホームズ』シリーズ)、ナオミ・ハリス(『ムーンライト』)らキャストとスタッフが撮影秘話を語るメイキング映像が先行解禁となった。
ジュードが演じるサムは、ロンドンでガーデニング店を経営しているというキャラクター。彼は店が緊急事態の日に見知らぬ少女を助けたことからオシー島に行く羽目になり、干潮を逃して足止めされてしまう。思わぬことから奇妙な島で過ごすことになった彼はその島の雰囲気の中で過去のトラウマが蘇り、精神的に追い詰められていく...。
そんな役柄同様、ジュード自身も撮影中は追い詰められてしまったそうだ。今回到着したメイキング映像の中で、スタッフに惹かれて「その一員でいたいと心底思った」ことから出演することにしたものの、撮影開始直後から冷たい海の中に入ったりイバラ道で追いかけまわされたりといった過酷なシーンが続き、"これは一体なんだ?"と思ったと、「衰弱していた」撮影の日々を苦笑しながら振り返っている。
とはいえ苦労の甲斐はあったようで、「間違いなく最もやり甲斐のある役だった」と語るジュードは、この役を演じるにあたって「心と魂の中まで掘り下げてみた」という。「実際に島には4ヵ月いたが、楽なものではなかった。だが素晴らしい役者たちと過ごしたよ。マーティン夫妻役の陽気なエミリー(・ワトソン)とパディ(・コンシダイン)に真顔で演技しなきゃならなかった」と、緊張感ある劇中の姿とは打って変わって撮影時の雰囲気の和やかさが感じられる発言もしている。
そんなジュードについて、ミセス マーティン役で共演したエミリー・ワトソン(『チェルノブイリ』)は、「ジュードは本当に勤勉で演技の鬼よ。綿密で目的意識があり最高の人物だと思う。発想が豊かで創造力があり役者の中の役者よ」と、そのプロ意識に太鼓判を押した。
本作は、『夏』と『冬』3話ずつの2部構成で贈るミステリードラマとなっており、ロンドン郊外の孤島を舞台に、島の伝統と文化を守るためには手段を選ばない謎めいた島民を相手に、主人公が奇妙で恐ろしい体験をし、それぞれのトラウマと向き合わされ精神を追い詰められている姿が描かれる。また、ケルト文化を取り入れた祝祭のシーンも印象的であり、1973年製作の映画『ウィッカーマン』など閉鎖空間や排他的世界を描き人気を博したカルト・ホラー作品も彷彿とさせる注目作。足を踏み入れたらもう抜け出せなくなるようなオシー島の謎と恐怖、それぞれの登場人物の持つ問題や悲しみが深堀りされる展開に目が離せない。Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」でも配信されており、本日より第5話と第6話(最終話)の配信が開始となる。
『夏』:ロンドンからの道中、見知らぬ少女を助けたサムは彼女を家に送り届けるためオシー島へ渡るが、干潮の間に島を出ることができず...。
『冬』:長女の誕生日のサプライズに娘二人を連れてロンドンからオシー島へ来たヘレン。予約していた宿に追い返され、静まりかえった島で暖を取れる場所を必死で探していると...。
■『サード・デイ ~祝祭の孤島~』放送・配信情報
【放送】BS10 スターチャンネル
[字]12月22日(火)より 毎週火曜23:00~ ほか
※12月19日(土)19:45より第1話先行無料放送
※12月29日(火)は年末特別編成のためお休みとなります。
【配信】Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
[字]毎週金曜一話ずつ更新中
※本日12月18日(金)より第5話&第6話(最終話)配信開始
視聴サイト:https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08LPYKBZY/ref=atv_3p_sta_c_UE03ED_brws_4_4
(海外ドラマNAVI)
Photo:
『サード・デイ ~祝祭の孤島~』
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