『ウォーキング・デッド』アンドリュー・リンカーン「降板しなければよかった」

大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』をシーズン9半ばで降板したリック・グライムス役のアンドリュー・リンカーンが、オンライン上でシリーズのキャストたちと再会した。米Comicbook.comが報じている。

リユニオンには、ノーマン・リーダス(ダリル役)、ジェフリー・ディーン・モーガン(ニーガン役)、クリスチャン・セラトス(ロジータ役)他、スピンオフドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』に移籍したレニー・ジェームズ(モーガン役)、シーズン10で降板したダナイ・グリラ(ミショーン役)、シーズン7で降板したソネクア・マーティン=グリーン(サシャ役)も出演し、アンドリュー以外にもシリーズを去ったキャストが顔を見せた。

懐かしの再会を果たしたアンドリューは、「みんなのことが大好きだ。僕たちが(ジョージア州の)大地と場所、人々と築いた絆もね。僕の10歳の息子アーサーが、今ではジョージアがロケ地じゃない仕事を受けさせてくれないんだ(笑) 息子がジョージアを恋しがっていてね。息子に"あそこに連れて帰ってよ!"と言われて、子どもたちのために家へ戻ったのに、今となっては僕はウザがられている。ジョージアを去るんじゃなかった。間違った決断だったよ(笑)」と冗談を交えながら、ロケ地であるジョージア州の素晴らしさと恋しさを語った。

アンドリューはシリーズを去ったが、リックのその後が描かれる三部作となる映画が待機中で、2021年春に撮影が始まるのではないかと報じられている。ショーランナーを務めるスコット・M・ギンプルは、以前のインタビューで「映画は時間が掛かるが待つ価値はあるし、製作は進行している。新型コロナウイルスで製作が遅れたが、その期間を使って作業に戻り、可能な限り最高の作品にするよう努めているよ」と、遅れはあったが製作は順調に進んでいると述べていた。

なお、『ウォーキング・デッド』シーズン10の追加エピソードは、2021年3月1日(月)よりFOXチャンネルにて放送スタート。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『ウォーキング・デッド』(c)Jackson Lee Davis/AMC