『ドクター・フー』13代目ドクターのジョディ・ウィッテカー降板か!?

1960年代から英国で不動の人気を誇る長寿SFファンタジー『ドクター・フー』。13代目にして初の女性ドクターとなったジョディ・ウィッテカーが、同役を降板するという噂が浮上した。米Varietyが報じている。

Varietyによると、この一報を報じたのは英Daily Mirrorだが、本紙はタブロイドであるため情報の正確さは定かではない。しかし、この件は一切口外されていないものの、現場ではすでに決定事項だという。それを受け、英BBCの広報担当者はVarietyに対し「ジョディの今後についての噂にコメントはしません」と否定も肯定もしておらず、ジョディの代理人からも現時点では回答は得られていないとのこと。

しかし、3シーズン後にドクター役が降板するのは特に珍しいことでもなく、最近では数年すると新たなドクターが生まれる傾向にある。ジョディの脇を固めるグラハム・オブライエン役のブラッドリー・ウォルシュとライアン・シンクレア役のトシン・コールも同じく同作を去ることは既にお伝え済みだが、ショーランナーのクリス・チブナル(『ブロードチャーチ』)は残るという。

また、BBCは新情報として1月1日に俳優でコメディアンのジョン・ビショップ(『冤罪〜弁護士エマの挑戦〜』)が加わり、ダンというキャラクターを演じることを発表。同作シーズン13は、昨年11月より撮影が開始されており、ビショップはすでにロケに参加。今年後半に英BBC Oneで放送のシーズンプレミアに初登場する予定だ。

以前ジョディは、自身にとってドクター2年目になるシーズン12の時、「ええ、3年目になる来年分のシーズンもやる予定です。もしかすると絶対言ってはいけない発言だったかもしれないけれど、ものすごい嘘つきにはなりたくないから、"わからない"とは言えない。とてもこの作品を気に入っているの。だから、どこかの時点でまたドクターを誰かに引き継がないといけない時が来ると思うけど、まだ今はその時期ではない。私はまだドクター役にしがみついているから!」とシーズン13までは続投する予定だと話していた。(海外ドラマNAVI)

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『ドクター・フー』シーズン12 (c) BBC Studios