『ジャスティス・リーグ』レイ・フィッシャー、実話ドラマで惨殺された黒人少年の父親を演じる

DCスーパーヒーロー映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と『ジャスティス・リーグ』で、サイボーグことビクター・"ヴィク"・ストーンを演じたレイ・フィッシャーが、米ABCのアンソロジードラマ『Women of the Movement(原題)』に出演することが明らかとなった。米Varietyが報じている。

『Women of the Movement』は、公民権運動で重要な役割を果たした実在の女性たちにスポットライトを当てるシリーズ。そのシーズン1では、デヴェリー・S・アンダーソンによるノンフィクション「Emmett Till:The Murder That Shocked the World and Propelled the Civil Rights Movement」を下敷きに、1955年に白人女性に向かって口笛を吹いたことで殺害された14歳の黒人少年、エメット・ティルの母親メイミー・ティル=モブリーの実話が語られる。

レイはメイミーの献身的な夫で、エメットの継父であるジーン・モブリーを演じ、メイミー役に扮するのは、ABCの犯罪アクションドラマ『クワンティコ』シーズン2などに出演しているエイドリアン・ウォーレン。エメット役にセドリック・ジョー(『モダン・ファミリー』)、エメットの大叔父モーゼ・ライト役にグリン・ターマン(『バンブルビー』)、エメットの祖母アルマ役にニーシー・ナッシュ(『ゲッティング・オン』)がキャスティングされている。

ファミリードラマ『フォスター家の事情』でペンを執ったマリッサ・ジョー・セラールがクリエイター・ショーランナー・製作総指揮を担い、第1話で監督を務めるのは、Netflixのアクション映画『オールド・ガード』でメガホンを取ったジーナ・プリンス=バイスウッド。いずれも、女性クリエイターが名を連ねている。

レイは、米HBOの『TRUE DETECTIVE/迷宮捜査』で、マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』)演じる主人公の刑事ウェイン・ヘイズの息子ヘンリー役で出演。『ジャスティス・リーグ』を降板したザック・スナイダー監督が手掛ける米HBO Maxの新バージョン『Zack Snyder"s Justice League(原題)』にもサイボーク役で続投する。(海外ドラマNAVI)

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レイ・フィッシャー©Tom Rose