『NCIS』ショーン・マーレイ、撮影中にポーリー・ペレットに助けられていた思い出を明かす

18シーズン続く大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS〜ネイビー犯罪捜査班』。本作で18年間にわたりティムことティモシー・マクギー捜査官を演じているショーン・マーレイが、シーズン15をもって降板したアビー役のポーリー・ペレットとのある思い出を明かしている。米Chicago Tribuneが伝えた。

それは、マクギーにとって重い展開が続いていたときのこと。山場となる場面が重なり、撮影が立て込んでいた時期があったという。次から次へと撮影しなければいけない中で、時には専門用語だらけの4ページにも及ぶセリフを覚えなくてはいけないことも。そんな日々を乗り越え、迎えた当該エピソードの撮影最終日、ショーンの脳内はついにパニックを起こし、セリフが全く出てこなくなってしまったのだという。

「リハーサルの後でパニックになり、ポーリーに"一言も覚えていない。このシーンはできない"と話したことを覚えている」とショーン。

彼は続けて、「ポーリーは少しにやけた顔をして、"ショーン、それは私たちみんなが経験したこと。一枚の紙を取って、あなたのモノローグを書き留めてみて。それで、目の前のコンピューターにそれを貼り付けて、私に語りかけているように読んでみて"と言ったんだ」とポーリーの反応を明かした。

俳優としてそのような対応をすることを否定的に思っていたショーンは「からかっているのか?」と返したそうだが、実際に彼女が言う通りにやって、その場を乗り切ることができたそう。

「おかしいことだけど、当時は本当に恥ずかしいと思っていたことでも、今こうして話すこともできる。その時はひどい気分でも、全体として見ればそうではなく、そこから学ぶことができる。冒険の一部なんだ」

アメリカでは昨年11月よりシーズン18が放送中の『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。日本ではAmazon Prime Videoなどで配信中。(海外ドラマNAVI)

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『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン6
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