『LAW & ORDER』や『シカゴ』シリーズといった人気フランチャイズ作品を生み出してきたディック・ウルフが手掛ける米CBSの犯罪捜査ドラマ『FBI:特別捜査班』。そのスピンオフ第2弾となる、世界を舞台にした新シリーズの製作が進行していることがわかった。米Deadlineが報じている。
『FBI:特別捜査班』は、FBIのニューヨーク支局を舞台に、テロや組織犯罪と日夜闘う捜査チームの活躍を描くシリーズ。2020年にはスピンオフ第1弾となる『FBI: Most Wanted(原題)』が放送開始。同作はFBIの最重要指名手配者を捕えるために奮闘する特別チームの活躍が描かれ、すでにシーズン3へ更新が決定している。
『FBI: International』と仮題がつけられたスピンオフ第2弾は、FBIの国際的な捜査に焦点を当てるシリーズとなる。現時点ではまだ契約段階とのことだが、ウルフが手掛けるユニバースの優秀なショーランナーの一人、デレク・ハースが脚本を執筆するという。
そしてハースは、ウルフとピーター・ジャンコウスキー(『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』)、アーサー・W・フォーニー(『シカゴ・ファイア』)と共に製作総指揮も兼任する予定だ。
なお、CBSでは最近、『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のスピンオフ第3弾となるハワイを舞台にした『NCIS:Hawaii(原題)』の製作を発表。また、放送20周年を記念し、『CSI:科学捜査班』のリバイバル版リミテッド・シリーズの製作が進んでいると報じられている。
『FBI: International』の概要や出演キャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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