本国ではシーズン22が放送中の長寿犯罪捜査ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』。本作でシーズン1からシーズン12までエリオット・ステイブラー刑事を演じたクリストファー・メローニがカムバックするスピンオフドラマ『Law & Order: Organized Crime(原題)』が製作中であることは以前お伝えしていた通り。この度、新たに登場するキャスト5名が判明した。米Deadlineが報じている。
新スピンオフ『Law & Order: Organized Crime』は、個人的に大きな損失を体験して打ちのめされ、自分の人生を立て直すためにニューヨーク市警察に復帰したステイブラーが主人公。ニューヨーク市内最大と言われる犯罪組織を解体するために設置された組織犯罪ユニットのリーダーになるというストーリー。
これまで、クリストファーのほか、ディラン・マクダーモット(『アメリカン・ホラー・ストーリー』)、タマラ・テイラー(『BONES』)、ダニエル・モネ・トゥルート(『Deputy(原題)』)らの出演が発表されていた。
このほど出演が決まったのは、新人のエインズリー・シジェ、シャーロット・サリヴァン(『ルーキーブルー 〜新米警官 奮闘記〜』)、ニック・クリーガン(『David Makes Man(原題)』、ベン・チェイス(『トランスペアレント』)、ジェイリン・フレッチャー(『スノーピアサー』)の5名。それぞれの役所は明かされていない。
最近ノースカロライナ大学の芸術学部を卒業したばかりのエインズリーは本作でTVシリーズデビューを飾り、エリオット・ステイブラー刑事と共に主要キャラクターを演じるという。
クリエイターは『LAW & ORDER』シリーズや『シカゴ』シリーズを手掛けてきたディック・ウルフ。またショーランナーのアイリーン・チャイケン(『Empire 成功の代償』)をはじめ、テリー・ミラー(『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』)、フレッド・バーナー(『シカゴ P.D.』)、アーサー・W・フォーニー(『シカゴ・ファイア』)、ピーター・ジャンコウスキー(『FBI:特別捜査班』)らがディックとともに製作総指揮に名を連ねる。バーナーは第1話で監督も務める。
『Law & Order: Organized Crime』はニューヨークにて撮影が行われている。4月1日に放送開始予定で、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』とクロスオーバーする。(海外ドラマNAVI)
Photo:クリストファー・メローニ&マリスカ・ハージティ©NYPW/FAMOUS