米HBOの傑作刑事ドラマ『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』に主演して製作総指揮を務めたマシュー・マコノヒーが再び同局とタッグを組み、1996年の主演作『評決のとき』の続編となるドラマ版に出演交渉中だと報じられている。米Deadlineが伝えた。
映画『評決のとき』は、米作家ジョン・グリシャムのベストセラー小説の映画化。ミシシッピー州の街カールトンを舞台に、10歳の黒人少女二人が白人青年二人に暴行される事件が起き、少女の父親カール・リーがマシンガンを手に裁判所へ出向き、容疑者の青年二人を射殺する事件が勃発。新米弁護士のジェイク・ブリガンス(マシュー・マコノヒー)が、優秀な法学生エレンの助けを借りてカールの弁護を引き受けることになるが、新たな犠牲者が出始め、やがて事件は白人と黒人を巡る大きな社会問題へと発展していく―。
続編ドラマは、2020年に出版されたシリーズ3作目「A Time For Mercy」が下敷きとなり、母親の恋人だった保安官を射殺した16歳の少年の弁護を引き受けたジェイクの闘いが描かれる。
マシューは原作が出版されたとき、小説を読んでいる姿の写真をInstagramに投稿していた。
全8~10話になるというドラマ版では、アクション映画『トランスフォーマー』シリーズやドラマ版『ザ・シューター』を手掛けたロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが指揮を執る予定。
映画版でマシューはジェイク役で主演し、サンドラ・ブロック(『ゼロ・グラビティ』)、サミュエル・L・ジャクソン(『アベンジャーズ』シリーズ)、ケヴィン・ペイシー(『ハウス・オブ・カード 野望の階段』)らと共演。『依頼人』や『バットマン フォーエヴァー』などで監督を務めた故ジョエル・シューマカーがメガホンを取った。
『評決のとき』の続編となるドラマ版にマシューが続投となるか、その他のキャスティング情報にも注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)
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マシュー・マコノヒー (c)NYPW/FAMOUS