大ヒット超常現象ドラマ『X-ファイル』のフォックス・モルダー役で知られるデヴィッド・ドゥカヴニーが、自身が執筆した小説のドラマ版で主演・脚本を務めることが明らかとなった。米TV Lineが報じている。
今回ドラマ化することになったのは、今年2月にアメリカで出版されたデヴィッドの小説「Truly Like Lightning」。
TRULY LIKE LIGHTNING is an adventure that traces the epic roots of how we got here and how we might get out and how we make sense of right and wrong in a world of religious, political, personal, & historical extremes. Out Feb 2nd from @fsgbooks.
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— David Duchovny (@davidduchovny) September 28, 2020
主人公はハリウッドのスタントマンだったブロンソン・パワーズ。モルモン教に改宗した彼は、カリフォルニア州モハベ砂漠にあるジョシュアツリー国立公園の郊外に、3人の妻と10人の子どもたちと20年にわたり暮らしている。そんな彼の元にマヤという野心的な不動産開発業者が現れ、ブロンソンの土地に目を付けて利益を上げようと賭けに出たとき、命にかかわる出来事が起こる...というストーリー。
米Showtimeが製作するドラマ版でデヴィッドはブロンソン役で主演し、映画『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』で監督・脚本を務めたタイラー・ニルソンとマイケル・シュワルツと共に脚本・製作総指揮を務める。現在、パイロット版の脚本が進行中で、ニルソンとシュワルツがメガホンをとる。
デヴィッドは自身の小説がドラマ化されることについて、「シュワルツとニルソンというユニークで才能あるチームと一緒に、Showtimeにカムバックできることにワクワクしています。そのコラボレーションを始めることが待ちきれません」とコメントした。
デヴィッドは、Showtimeで2007年から7シーズンにわたり放送されたコメディドラマ『カリフォルニケーション』に出演する他、製作総指揮・監督を兼任していた。
「Truly Like Lightning」はデヴィッドにとって4作目の小説となり、2015年に「ホーリー・カウ」、2016年には「くそったれバッキー・デント」、2018年には「Miss Subways」を出版している。
ドラマ版「Truly Like Lightning」でデヴィッドと共演するキャストなどが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:
デヴィッド・ドゥカヴニー (c)NYNR/FAMOUS