『ボディガード』プロデューサー、シーズン2はやがて見られるだろう

英BBC One製作のポリティカル・スリラードラマ『ボディガード-守るべきもの-』。放送当時、最終回のリアルタイム視聴者数などの記録を塗り替え、数々の賞を受賞した大ヒット作の責任者が、シーズン2の可能性について語った。英DigitalSpyが報じている。

ワールド・プロダクションのCEOで、『ボディガード-守るべきもの-』では製作総指揮を務めたサイモン・ヒースは、今後の見通しについて「『ボディガード』をまたやるのは大変な労力が必要です。ですがいずれは復活すると確信しています」とコメント。

さらに、新シリーズへの期待について、ヒースは自身が担当しているもう一つの作品『ライン・オブ・デューティ』を引き合いに出して次のようにも話した。

「『ボディガード』には、それまで『ライン・オブ・デューティ』ではあまりやらなかったような大きなアクションシーンがたくさんあります。今はそのようなシーンをやれるリソースと技術があるので、おそらくそうするでしょう」

本作は、アフガン戦争の退役軍人であるロンドン警視庁に勤務するデヴィッド(リチャード・マッデン『ゲーム・オブ・スローンズ』)が主人公。デヴィッドは、非番の日に電車でたまたま居合わせた爆弾テロ容疑者との直接交渉に臨み無事乗客を保護。その活躍が認められ、内務大臣ジュリア(キーリー・ホーズ『ザ・ミッシング ~囚われた少女~』)の要人警護の担当になる。だが彼女こそ、彼にPTSDをもたらしたアフガン戦争への海外派兵の推進者だった。その事実を知りながら、自身の感情と任務の矛盾に悩んでいくというストーリー。

以前、主演のリチャードは、クリエイターで製作総指揮も務めるジェド・マーキュリオとシーズン2について話し合う予定だと語り、「僕たちは新シーズンを作るつもりはなかったから、わからないけど、マーキュリオがどんなアイデアを持っているかを知るのが楽しみなんだ」と明かしていた。

サイモンが手掛ける『ライン・オブ・デューティ』も、2年ごとの製作と少し間があいており、最新のシーズン6は3年の空白期間があったことから、『ボディガード』もそれに続くといいのだが。今後も新シーズンに関する続報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『ボディガード -守るべきもの-』
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