『グッド・ファイト』2人の降板キャスト、シーズン5にカムバックしてきちんとお別れ

米Paramount+(旧CBS All Access)の人気リーガルドラマ『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』。シーズン4をもって降板を発表したキャスト2人が、シーズン5にカムバックしてきちんと別れを告げることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。(※本記事はシーズン4のネタばれを含むのでご注意ください)

シーズン1より弁護士ルッカ・クインを演じたクシュ・ジャンボと、法律事務所のパートナー、エイドリアン・ボーズマン役のデルロイ・リンドーがシーズン4で降板することを表明していたが、シーズン5にゲストとしてカムバックすることになった。

シーズン4は、新型コロナウイルスの影響で撮影が中断されたため予定よりも3話短い状態で終了し、ルッカとエイドリアンのストーリーラインが完結しないままとなっていた。

クシュは降板を発表した当時、「パンデミックにより早めにシーズンの切り上げを余儀なくされたため、ルッカの物語を完全に終わらせることができませんでした。なので、スケジュールの都合がつけば次のシーズンに戻り、きちんと締め括ることできたらよいのですが」と述べていた。

クリエイターを務めるロバート&ミシェル・キングは二人のカムバックについて、「デルロイとクシュがシーズン5に戻って物語を完結できることに、これ以上なく感謝しています。私たちは二人と彼らが演じるキャラクターが大好きなので、視聴者にきちんとした別れを告げる機会を与えられることを嬉しく思っています」とコメント。

『グッド・ファイト』の後、クシュは米AMCのクライムドラマ『The Beast Must Die(原題)』や、ベストセラー小説のドラマ化となるNetflixの『Stay Close(原題)』に出演することが決定している。一方デルロイは、米ABCの新作ドラマ『Harlem"s Kitchen(原題)』で主人公を演じる。

なお、『グッド・ファイト』シーズン5にはダイアン・ロックハート役のクリスティーン・バランスキー、マリッサ・ゴールド役のサラ・スティール、ジュリアス・ケイン役のマイケル・ボートマン、ジェイ役のニャンビ・ニャンビ、リズ・レディック役のオードラ・マクドナルド、デヴィッド・リー役のザック・グルニエ、ギャヴィン・ファース役のジョン・ラロクエットが続投する。新キャストとして、『HOMELAND』や『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のマンディ・パティンキンと、『Black Box(原題)』のカーマイン・ビンワが加わる。

現時点で、シーズン5の配信開始日は未定。『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』は日本ではAmazon Prime Videoにてシーズン1から3が配信中。(海外ドラマNAVI)

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『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』© 2020 CBS Interactive. All rights reserved.