科学の知識と機転を利かせてミッションを遂行していく理系ヒーローの活躍を描いた痛快アクションドラマ『MACGYVER/マクガイバー』。現在本国アメリカで放送中のシーズン5をもって終了することはすでにお伝えしている通り。主演のルーカス・ティルをはじめとする主要キャストがSNSに投稿したお別れメッセージを米TV Insiderが紹介している。
本作は1980年代に大ヒットしたリチャード・ディーン・アンダーソン主演ドラマ『冒険野郎マクガイバー』のリブート版として、2016年に米CBSで放送スタート。それまでは『X-MEN』シリーズのハボック役など、映画を中心に活躍していたルーカスをタイトルロールに抜擢し、5シーズン続く人気シリーズとなった。
「何から話そうか」と書き出してInstagramに溢れる想いをつづったルーカス。「これまでの5年間は、僕の人生で最も成長した時間として将来振り返ることになるだろう。僕には生涯の友達、いや、家族ができた。多くの人に愛されたこの作品を引き継ぐことに緊張していたけど、みんなが僕を認めてくれて、受け入れてくれた。あなたのサポートのおかげで、僕はロジャー・ムーアのようになることができたよ(笑)」
マクガイバーの幼なじみであるウィルト役のジャスティン・ハイアーズは、Twitterを通じて「どんな良いことにも終わりがある。素晴らしいキャスト&クルーと過ごした夢のような5年間。このドラマを見て、サポートしてくれた忠実なファンに感謝している」とメッセージを送った。
また、マクガイバーの上司マティ役のメレディス・イートンは、「永遠に続くものはないから、だからこそ私はマチルダ・ウェバーを愛してくれたファンに心から感謝を込めた笑顔を送って、彼女に別れを告げる」とマティらしい潔い幕引きを見せた。
キャストは感謝の思いを述べているが、突然の終了発表にショックを受けているファンは少なくなく、SNS上で#SaveMacGyverのハッシュタグをつけた救済キャンペーンを始めている。
『MACGYVER/マクガイバー』は米CBSにてシーズン5が放送中。現地時間4月30日(金)にシリーズ最終回を迎える。(海外ドラマNAVI)
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