米Amazonのオリジナルドラマシリーズとして最大のヒットとなっている『The Boys／ザ・ボーイズ』。そのスピンオフドラマの主演がついに決定した。米Comicbookなどが伝えてる。
同名コミックスのドラマ化となる本家『ザ・ボーイズ』は、落ちぶれたスーパーヒーローチーム"セブン"と、彼らを追い詰めていく自警団"ザ・ボーイズ"の戦いを描く異色アクションドラマ。
スピンオフシリーズの舞台となるのは、本家と同じユニバースにある大学。スーパーヒーローの素質を持つ者だけが通えるこの大学は、ヴォート社（セブンを生み出した大企業）が運営しており、生徒たちはヴォートと最高の契約を結ぶため凌ぎを削る。
そんな本作で主演を務めることになったのは、人気DCドラマ『THE FLASH／フラッシュ』でウェザー・ウィザードことマーク・マードンの娘ジョス／ウェザー・ウィッチを演じたレイナ・ハーデスティ。役の詳細は明らかになっていないが、大学で凌ぎを削り合う若きスーパーヒーローを演じる。
これまで明らかになっているキャストは、シェーン・ポール・マッギー（『ドリー・パートンのハートフル・ソング』）、エイミー・カレロ（『ブラインドスポット タトゥーの女』）、マディー・フィリップス（『めちゃくちゃ恋するハンターズ』）、ジャズ・シンクレア（『サブリナ：ダーク・アドベンチャー』）、リゼ・ブロードウェイ（『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』）。
スピンオフでショーランナーを務め、パイロット版でペンを執りるのは、『ザ・ボーイズ』で脚本・製作を担当するクレイグ・ローゼンバーグ。製作総指揮にはエリック・クリプキ、セス・ローゲン、エヴァン・ゴールドバーグらがスピンオフでも同役を担う。
クリプキが米The Wrapに語ったところによると、スピンオフは原作コミックスに登場するG-メン（ヒーローチーム）からインスピレーションを得ているという。「G-メンには教育的で、大学での経験のような要素があります。重要なことは、めったにない作品を作ることです。『ザ・ボーイズ』がひるまずに現実を見つめているように、（スピンオフも）最も現実的な大学（を舞台にした）ドラマにすることが目標です。実際の大学で起こる問題を取り上げ、その年齢でどのようなことが起こるのかを探求します」と意気込みを語っている。（海外ドラマNAVI）
Photo:
Amazon Prime Video『ザ・ボーイズ』
