凶悪犯罪に立ち向かうプロファイラーの活躍を描くクライムスリラー『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』。本作のシーズン2に、アラン・カミング(『インスティンクト -異常犯罪捜査-』『グッド・ワイフ』)が出演することは当サイトでもお伝えしてきた通り。そのエピソードが本国で放送され、彼の役柄が明らかとなった。米E!Onlineが報じている。本記事は『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』シーズン1最終話のネタバレを含みますので、ご注意ください。
本作は、優秀なプロファイラーだがいざこざを起こしてFBIをクビになり、ニューヨーク市警で働くことになったマルコム・ブライト(トム・ペイトン)が主人公。誰もが一目おくほどの優秀さを持つ彼だったが実は、"外科医"という異名を持つ悪名高いシリアルキラー、マーティン・ホイットリー(マイケル・シーン)を父に持っているのだったというストーリー。
アランが演じるユーロポール(欧州刑事警察機構)のサイモン・ホクスリーは、シーズン1のフィナーレでエインズリーが殺害したニコラス・エンディコット(ダーモット・マロニー)の殺人事件を解決するためにやってきたという人物。
そのホクスリーだが、非常に個性的で、彼が主人公のスピンオフができてもおかしくはないほどの印象を残している。マーティンは「ホクスリーはホイットリー家にとって非常に危険な人物になる可能性がある」とコメント。また、ホクスリーは派手で、堂々としており、面白くもあり真面目でもある。ある意味で、マルコムの別バージョンとも言える存在。マルコムと妹のエインズリー(ハルストン・セイジ)は、ホクスリーを落とすためにマーティンと手を組むことになる。マーティンでさえも「彼は完璧な実績だ。イギリス人にしては歯並びもいいし完璧な犯罪率だ」とホクスリーのことを褒めていることから、プロファイラー同士の頭脳戦となり、マルコムにとっては難しい敵になりそうだ。
今のところアランがゲスト出演することがわかっているエピソードはシーズン2第7話「Face Value(原題)」と第8話「Ouroboros(原題)」の2話。シーズン2にはアランのほかにも、『オーシャンズ12』のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、『SMASH』のクリスチャン・ボール、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』のマイケル・ポッツらが新キャストとして加わっている。
『プロディガル・サン 殺人鬼の系譜』シーズン1は、WOWOWプライムにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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アラン・カミング公式Instagram(@alancummingsnaps)より