自由奔放な若き母親ジョージアと、二人の子どもたちの関係を描くNetflixオリジナルシリーズ『ジニー&ジョージア』が、シーズン2に更新されることが決まった。米Hollywood Reporterが報じている。
『ジニー&ジョージア』は、人生をやり直そうと街を転々としながら暮らすジョージアと、高校生の娘ジニー、息子のオースティンを中心に物語が展開。ジョージアはニューイングランドの保守的な街ウェルズベリーを新天地に選ぶが、到着早々人目を引いてしまう。若き母親の過去と裏の顔、そして思春期真っ只中のジニーの恋が平行して描かれる。
Netflixは、他のストリーミングサービスと同様に従来式の視聴率データを公表していない。だが同社は、『ジニー&ジョージア』が世界87カ国でトップ10入りし、米国を含む46カ国で1位を獲得したとしている。
ショーランナーのデブラ・J・フィッシャー(『クリミナル・マインド』)とクリエイターのセーラ・ランパート(『Haze(原題)』)は、この更新を受けて声明を発表。
「本作に寄せられた皆さんの信じられないほどの反響と愛に、私たちはとても感謝しています。特に、あらゆる場面において、最高のレベルで演じてくれたジョージア役のブリアンヌ・ハニーとジニー役のアントニア・ジェントリーには感謝しています。シーズン2でウェルズベリーでのさらなる物語をお伝えするのが待ちきれません」
配信後最初の週に、ニールセン・ストリーミング・チャートでも首位を獲得したこのシリーズは、評価サイトのRottenTomatoesで批評家と一般の視聴者の両方から60点台後半の評価を受けている。Hollywood Reporterのテレビ評論家であるインクー・カン氏は、2月のレビューでは「面白いがむらがあった」と評価していた。
本作は、歌手のテイラー・スウィフトを巻き込んだ女性蔑視や性差別などのシーンを問題視した視聴者から反発されたことにより、ソーシャルメディアのトレンド入りをしたことも。同作の中で、ジニーが母親ジョージアに向かって「自分こそテイラー・スウィフトより男を頻繁に変えるくせに」と言うシーンがあり、そのことに対してテイラーは、"怠惰で、深い性差別的"だとNetflixを非難していた。
以前、母親役のブリアンヌは、「私は若いシングルマザーの家で育った。そして15歳年下の妹がいたから、この作品で描かれた家族の力強さや関係性をよくわかっていた。それはすごく変だったけれども自然な感じだった」と、自分の母親への共感や家族への愛、そして、姉妹との関係からインスピレーションを得たことを告白していた。シーズン1ではハッピーエンドのように見えつつも最後に問題が勃発したため、ファンにとっては続きが気になるところだった。(海外ドラマNAVI)
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Netflixオリジナルシリーズ『ジニー&ジョージア』は独占配信中