Netflixの英王室ドラマ『ザ・クラウン』シーズン3＆4でエリザベス女王2世を演じて絶賛されたオリヴィア・コールマンと、『ゲーム・オブ・スローンズ』（以下『GOT』）でデナーリス・ターガリエンを演じたエミリア・クラークの二人がサミュエル・L・ジャクソンが主演するDisney+（ディズニープラス）のマーベルドラマ『Secret Invasion（原題）』に出演交渉中であることがわかった。米Varietyが報じている。
『Secret Invasion』は、『アベンジャーズ』シリーズをはじめ数多くのMCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）の作品に登場した国際平和組織S.H.I.E.L.D.の元リーダー、ニック・フューリーを主人公にしたシリーズで、映画『キャプテン・マーベル』に登場し、何年も前に地球に潜入したシェイプ・シフターのエイリアン、スクラル人の派閥が描かれる。
現時点で、オリヴィアとエミリアが出演交渉中のキャラクターに関する詳細は明かされていない。ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、『キャプテン・マーベル』でスクラル人のタロス役を演じたベン・メンデルソーン（『ブラッドライン』）が続投し、英ギャング歴史ドラマ『ピーキー・ブラインダーズ』や『ヴェラ ～信念の女警部～』などに出演している、キングズリー・ベン＝アディルがヴィランを演じるものと見られている。
指揮を執るのは、米USAのサイバー・ミステリードラマ『MR. ROBOT／ミスター・ロボット』で製作総指揮を務めたカイル・ブラッドストリート。
オリヴィアは、『ザ・クラウン』の演技でエミー賞、そしてゴールデングローブ賞で主演女優賞に輝き、映画『女王陛下のお気に入り』でオスカー女優に。第93回アカデミー賞授賞式では『ファーザー』で助演女優賞にノミネートされている。幅広いジャンルの作品で活躍するオリヴィアは、英コメディドラマ『Fleabag フリーバッグ』では嫌味な継母役に扮し、スパイドラマ『ナイト・マネジャー』では諜報機関の職員アンジェラ・バー役を演じた。
一方のエミリアは、『GOT』でエミー賞に4度ノミネート。また、クリティックス・チョイス・アワード（放送映画批評家協会賞）にも複数回ノミネートされており、2018年にはBAFTAブリタニア・アワードのブリティッシュ・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した。クラークは映画芸術科学アカデミーのメンバーであり、タイム誌の「最も影響力のある100人」の一人としても注目されている。
二人の演じるキャラクターの情報など、今後も続報が入り次第、お伝えしたい。（海外ドラマNAVI）
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Photo:
エミリア・クラーク© JHMH/FAMOUS
オリヴィア・コールマン©JMVM/FAMOUS
