『レジデント 型破りな天才研修医』シーズン4でオリジナルキャストが降板!

米FOXで現在放送されている人気医療ドラマ『レジデント 型破りな天才研修医』シーズン4で、オリジナルキャストが降板するという残念なニュースが届いた。(※本記事は日本未放送のシーズン4のネタばれを含みます)

米FOXにて4月20日(火)に放送されたシーズン4の第10話「Into the Unknown(原題)」で、シーズン1よりナイジェリア出身のレジデント医師ミーナ・オカフォーを演じたショーネット・レネー・ウィルソンがシリーズに別れを告げた。

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降板について、シャウネットがコメントを発表。「深く考慮したうえで、しばらく前にプロデューサーに降板したい旨を伝えて、同意してくれました。そして、私が演じるキャラクターを素晴らしい形で送り出してくれました。ミーナ・オカフォー医師のような、美しい魂を体現させてくれた彼らに感謝しています。また、スタジオと放送局、キャストとスタッフ、そして何よりも4シーズンにわたってサポートしてくれた『レジデント』の素晴らしく熱心なファンに感謝します」

製作総指揮を務めるアンドリュー・チャップマンは、米TV Lineのインタビューに応え、いかにしてミーナが退場し、その別れが残りのシーズンにどのような影響を及ぼすかを示唆している。

「シーズン4の当初からショーネットが番組を降板したいと思っていたこと、そしてそうできることを私たちは知っていた。悲しかった。私たちはショーネットもミーナのキャラクターも大好きだし、彼女のキャラクターは番組のDNAに深く焼き付けられていると感じているからね。それに彼女はキャストの基礎となるメンバーだったし、強く真実を語るキャラクターは非常に重要だ。だけど仕方がないし、人は前へ進むものだ。だから最初から私たちは、いかにして彼女を退場させるかを考えなくちゃいけないとわかっていたんだ」

「それは第10話になるとわかっていたし、移民問題について何度も話し合っていたから、ミーナを悩ます問題について良いアイデアがあった。彼女のキャラクターの軸となる一つは、彼女が移民の医師だということ。アメリカには数多くの移民の医師がいて、彼らはこの国に滞在してビザを保持することに問題を抱えている。それで私たちは "ショーネットを失うことはつらいが、『レジデント』が得意としていることをやろう"と感じた。その展開を私的に、そして、現代のアメリカにおけるヘルスケアで最も重要な問題を突く方法を見つけようってね。私たちは第10話の物語で、なぜ、どのように、何が起きたのかを丁寧に説明するよ」

シーズン4の初めで、ミーナはケイン(モリス・チェスナット)の医療過誤について証言しようと準備をしていたが、それを知ったケインがミーナの国外追放を企て、医師としてのキャリアを危ういものにする。最終的にはケインはその計画を中止しようとするが、その時すでに遅し。ミーナは自分の意志でナイジェリアに戻ることを選択するのだった。

(海外ドラマNAVI)

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